15. ページ15
ショックだった…なんで忘れてしまったんだろうって
「テヒョンの、最後は…Aしか知らない。」
ジミンの目からまた涙が溢れていた
『ど、どういう…こと？』
自分でも驚くくらい声が震えていた
だって亡くなった時一緒に…側にいたにもかかわらず、忘れるなんて
「どうか自分を責めないでほしい…誰も悪くない。誰も……。
僕が駆けつけた時、Aは気を失ってて。
とにかく目が覚めてから話を聞こうってなっててでも実際目を覚ますとAは何も憶えてなかった。医者はショックのあまり記憶が飛んだんだって、思い出せるかどうかもわからないって言ってた」
『でも、でも…』
そんなのは関係ないって
忘れてしまうのがそもそもおかしいって
そう伝える前にジミンに抱きしめられた
「これはみんなで決めたことなんだけど、僕達はテヒョンの分まで頑張っていくって決めたんだ。」
「そして僕が決めたことは…Aをずっと守っていくってこと」
『ジミン…』
「どうかこれからも変わらず僕の側にいて…？」
『大丈夫、変わることなんてないよ。何もね…』
そう、何もない
私は記憶のほんの一部しか思い出せてない
でもそれで心に変化が起こるわけでもない
何故か、何故かわからないけど
泣かない、泣けないの…
悲しいんだけど、心に泣くな！って
そう言われてる気がする
『ねぇ、ジミン、、、連れて言って欲しい場所があるんだけど』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 113人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆみな(プロフ) - さゆりんさん» えっ、嬉しいです！初作品だったので下手な文だったと思いますが、ありがとうございます！もう少しちゃんと仕上げたいのでそしたらもう一度読んでみて下さい！ (2018年5月22日 17時) (
レス) id: 7f8c6e26bc (このIDを非表示/違反報告)
さゆりん - めっちゃ泣きましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁとっても感動しました！ (2018年5月22日 16時) (レス) id: 1827f0f063 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆみな | 作成日時：2018年5月8日 0時
