【d!/rbr】照れ屋さんは告れない【学パロ/男主】

… ページ33

俺たちから少し離れたところで泳ぐA



俺としてはちょっとありがたかったりする


いやほらだって、陸で尚且つ至近距離とか

その、上になんも着てへんわけやし……









ut「おい見惚れてんとちゃうぞ初恋童貞が」


「み、見惚れてへんわ！！あとその呼び方やめろお前！！」





あかんあかん、いや正直見惚れてた、けども…………


遠目で見るAが不覚にも綺麗できゅんとしたなんてことは、断じてある()








sh「しゃあないやろ、Aはロボロには勿体無いくらいええ男やもんな」


kn「さっき歩いとる時もチラチラ見られとったもんな」







おいわらわらと寄ってくるんじゃねぇぜ……



大先生が女の子に見られとったんは俺やとか言い出すが無視する

俺の周り顔面偏差値高いねんな……









ut「なんかこう、Aくんってなんやろ、
たまに普通に大人の色気的なもんを醸し出してくるからほんま罪な男やと思うで」


sh「それな、黙っとったらただのイケメンのお兄さんやもん」







それだから困ってるんだよなぁ

いつもいつもあいつは心臓に悪いんや


毎日ドギマギしてまうからあいつは存在が罪





ふと遠くのAを眺めると、Aもそれに気づいたようで手をぶんぶんと振ってくる


あいつさっきまで暑い暑い言うとったんに元気やな

一応振り返したけど







kn「まぁ、AもAでロボロのこと好きすぎよな」


「俺のと意味合いがちゃうから困ってんねん」






もう何度目かもわからないため息を吐く

いっつも俺ばっか意識してアホらしいわ









ut「なんかAくん逆ナンとかされそうやから1人で歩かすのやめよな」


「は？許さん」←







Aのことになると途端にキレ気味になってしまうのは好きだからと言うことにしておこう

……→←夏といえば

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す