弍拾肆話:変な感じ…。 ページ28
・＊・＊・
晩御飯も食べ終わり、あっという間に辺りは暗くなった頃ー…。
【チャポン…。】
『ふへえぇぇ〜……ごくらくぅ〜…♪』
只今、「1人ばすたいむ」中です…♪
本当はヒカちゃんとヒナちゃんと一緒に入る予定だったのですが、紺炉さんが私が普通の日以上に疲れてるのを察知して「ゆっくり疲れをとってこい。」とのこと…。
まぁ…、1人でゆっくりお風呂入るのもいいですが、いつもヒカちゃんとヒナちゃんと一緒に入ってる私は少し変な感じでして…(苦笑)
ちょっと…落ち着かないというか…。
……寂しい。
私はそんなことを思いながら、顔まで湯船に浸かった。
『(そういえば…、新門だいた…じゃなかった。;
紅丸さんは、どうして急にあんなことを言ってきたのかな…。)』
私はぼーっと考えると、頭の中には今日言われた紅丸さんの姿が浮かんできた。
《今から、“名前”で呼べ。》
《強いて言うなら、そのお前が呼ぶ長ったるしい呼び名、ずっと前からずっと気になってたんだよ。
ただ…それだけ、だ。》
顔を少し赤らめた紅丸さんが、どうしても頭の中から離れなかった…。
『っっ〜〜〜…！！ち、違います違います！///;;』
『そんなんじゃ決してありません！大体、新門大隊長に限ってそんなのあるはずありません…！！;;』
うん。絶対ありえない！と私は鼻息を荒くし、なんとなくで浮かんできた妄想をぶった切る。
『………。///』
これでも私も年頃の女の子だ…。
それに近いことの一つや二つぐらい考える。
でも…、紅丸さんにあんなこと言われてから…
『私…、何か変だ…。』
私はゆっくり目を閉じて、小さく、掠れた声で呟いた…。
ーーーーー…。
お風呂から上がり、少し明かりがついた廊下を素足で歩く。
因みに余談ですが、私の自室は窓際にあるため、いつも晴れてる夜とかに月が出ていると、1人で静かに月を見たりするのがこの頃の日課になってます。
あれ、結構落ち着きますよ〜。次の日も頑張ろうってなります…。癒し効果…みたいなものなんでしょうか…。
窓際の方へ足を運ぶと昨日の夜に似た、月が大きく出ていて、暗い夜空を照らし光っていた…。
『…綺麗。』
「そうだな。」
1人呟いたつもりが、私の隣に紅丸さんが気配なく隣に立っていた。
追加設定:Aちゃんはお風呂好き
弍拾伍話:紅丸さんは髪を乾かしたい。→←弍拾参話:紅丸さんは少しだけ、すこーしだけ素直になれた？
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環 - 笑ったりキュンキュンしたりでとても楽しい作品ですね…！作者様のこと、大好きです！((は ずっと応援してます！一生！しんでも！紅丸と作者様大好きですぅぅぅ紅丸グッズ欲しいぃぃ((殴殴 (2020年7月12日 22時) (
レス) id: d54dba2782 (このIDを非表示/違反報告)
みだり - イルカさん» それな (2020年2月7日 23時) (レス) id: 2ec1bda221 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 下の名前で呼ぶ話、大好きなんですよ！ぐわってなってぎゅんってなります！Twitterやってないのでフォロー出来ないのですが小説だけで、応援、頑張ります！あぁぁ！今日も推しが尊い！ (2020年2月1日 19時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
(名前)乙女(プロフ) - カリスから乙女になりました。乙女です、やっぱ紅ちゃんになると日本っぽい名前が良いなと思い変えました（汗）Twitterフォローさせて頂きました！応援しています！ (2020年2月1日 17時) (レス) id: 5783622537 (このIDを非表示/違反報告)
おれお(プロフ) - Twitterフォローさせていただきました！！これからも応援しています(*^^*) (2020年2月1日 16時) (レス) id: b49044ef37 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年1月22日 0時
