弐話:紅丸さんはヤキモチを妬いたようで。 ページ3
引き続き紺炉side.
ん??……ん?ん〜……ん???(困惑)←
い、いやいや…え?つまり若が俺に言いたいのは…。
「ヤキモチ…?を妬いたってこと、ですか…?」
「おお…流石何年も一緒にいると話の分かる早さが
違えなぁ…。」
「(いやそこ本当に合ってるのかよ)」←
少しだけ死んだ顔が和らいだ若に、俺は心の底で静かに若につっこんだ。←
なんていうか…色々と嘘であって欲しかったのだ。
うん…(遠い目)←
少しだけ頭を抱えながら若の話に戻った。
「いや、でも若…。一つか二つ、言いたいことがあるんだが…;;」
「何だ?」
「Aは、屯所の切れた野菜を買いに行ってた…んですよね?;;」
「嗚呼。そうだが?」
「………若。普通に考えてみてください。」
「??」
俺は、単刀直入に若を目に映したまま言った。
「店行って店主と話さないって無理じゃねえか…?」
(急なマジレス)
「…っ!!!」
いや止めろ止めろ止めろその「そうだったのか…!」みたいな反応するの。大袈裟なんだよ一々…汗汗←
あれ、もしかして俺の方が変なのかこれ??←
(↑ここの話が色々とぶっ飛んでるから困惑してる)
「確かに、あそこの八百屋のじじいは話し出すと止まんねぇが…それがなんだ?」
「ゑ?」
「それがなんだ?しかもあのじじい、Aと何分
話してやがったと思ってんだ!30分以上話してんだぞ?!
AもAで断らないでずっとじじいの話に付き合ってやってるし…。
お陰で俺が話す時間無くなったじゃねぇか…!!」
俺だってそんなに話したこと無いのにッ!!!と酒を飲んでないのに酒を飲んだようなテンションになる若に俺はもう困る以外の反応が出来なかった…。
「あれ以上じじいとAが話してたら
手刀日輪でぶった斬るところだった…。」
「へぇ〜……そうですかい
………………………えっ」
表情変えずにポロっと言った若に俺は心底焦った。
「…んなことする訳ねぇだろ馬鹿。冗談だ」
どうやら俺は、顔を引きつらせ口を開いたまんま呆然としていたらしい…。
流石の俺でもその冗談はきついぜ若…冷や汗だらだらなんだが…(汗)
「…んなことしたら街の奴らも悲しむし、何より…。
Aが1番悲しむだろうが」
「…!!」
それぐらい分かれと若は言うと、頼んだ飯を食い始めた。
「(…全く、こんな面倒臭いヤツに好かれちまった
Aも大変だな…。)」
「(A、若の嫉妬は後から色々来るぜ。)」
苦笑いを浮かべながら、俺は短くため息をついた。
参話:夕暮れの憂鬱→←壱話:紅丸さんは少し…いや、結構ズレている。
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環 - 笑ったりキュンキュンしたりでとても楽しい作品ですね…!作者様のこと、大好きです!((は ずっと応援してます!一生!しんでも!紅丸と作者様大好きですぅぅぅ紅丸グッズ欲しいぃぃ((殴殴 (2020年7月12日 22時) (レス) id: d54dba2782 (このIDを非表示/違反報告)
みだり - イルカさん» それな (2020年2月7日 23時) (レス) id: 2ec1bda221 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 下の名前で呼ぶ話、大好きなんですよ!ぐわってなってぎゅんってなります!Twitterやってないのでフォロー出来ないのですが小説だけで、応援、頑張ります!あぁぁ!今日も推しが尊い! (2020年2月1日 19時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
(名前)乙女(プロフ) - カリスから乙女になりました。乙女です、やっぱ紅ちゃんになると日本っぽい名前が良いなと思い変えました(汗)Twitterフォローさせて頂きました!応援しています! (2020年2月1日 17時) (レス) id: 5783622537 (このIDを非表示/違反報告)
おれお(プロフ) - Twitterフォローさせていただきました!!これからも応援しています(*^^*) (2020年2月1日 16時) (レス) id: b49044ef37 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2020年1月22日 0時