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「＿＿＿＿うん、僕もそう睨んでいるよ」
あっさりと肯定される。
はぐらかされる可能性も考慮していたのに。
つまり、もう少し踏み込んだ質問をしても良いということか。
「目星はついているのですか？」
「全然」
「…………」
五条悟は、私の見たところでは、嘘はついていない。
�犢眄貽發瞭眥娘圻瓩覆蕕弌⊆�術師だけでなく、補助監督や上層部も含まれる。
当然、学生も。
五条悟は、マカロンを口に運びながら言う。
「ちょうど僕も、蛍にそのことを話そうと思っていたんだ。君が先回りしてきたけど」
「私が内通者であることは、考えないのですか？」
私が尋ねると、五条悟は目隠しごしでも分かる程目を瞬かせ、ククッと笑い出した。
「……私、何かおかしなこと、言いました？」
「意外。オマエの口から、そういう台詞が出てくるなんてね」
「………」
「大丈夫大丈夫。蛍が実は優しい子だって知ってるから」
「……それはどうも」
注文したパンケーキが運ばれてくる。
パンケーキにナイフを差し込む。
分かっていた。
五条悟は、私のことを疑っていない。
私が幼い頃から長い時間を共に過ごしてきた人だから。
ある程度の信頼関係が生まれるのは必然と言える。
「蛍の美味そう。ちょっと頂戴」
注文したパンケーキは、やわらかな生地の上に、ホイップクリームやカットされたバナナ、イチゴ、ラズベリーが乗っている。
味は良いと思う。
顔を近づけて、目の前の小さく開いた口に、フォークで一切れを突っ込む。
「京都校側の調査は、既に歌姫に頼んでるよ」
「そうですか」
歌姫先生と五条悟は、学生時代からの仲だと聞いている。
年上だとろうと関係なく、小馬鹿にした態度をとる五条悟が、歌姫先生には我慢ならないらしい。
内通者を絞るならば、いくつか条件が考えられる。
五条悟の動向を、ある程度把握できること。
交流会の詳細を知っていること。
高専を裏切るだけの動機があること。
内通者がひとりとは限らないため、ひとつでも条件を満たしていれば、内通者候補に上がる。
その意味では、歌姫先生も、条件に当てはまらないわけではないが、私の観察記録に準ずれば、あの人が内通者である可能性は低い。
逆に、まだ情報が少ない人物が、候補として浮上する。
内通者として情報を渡すためには、高専の目をする抜けるだけの細工が必要。
術式を使った可能性もある。
「＿＿＿＿＿＿＿＿はい、あーん」
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zyunri(プロフ) - こはさん» コメントありがとうございます！更新まで、もう少しだけ待っていてください！頑張ります！ (2023年4月20日 20時) (
レス) id: 8124b8ac06 (このIDを非表示/違反報告)
こは - 更新楽しみにして待っときます (2023年4月8日 11時) (レス) @page44 id: b559896119 (このIDを非表示/違反報告)
うおまわり(プロフ) - zyunriさん» はい！楽しみに待ってます(*´︶`*) (2023年3月29日 15時) (レス) id: 13372335d3 (このIDを非表示/違反報告)
zyunri(プロフ) - うおまわりさん» コメントありがとうございます！大好き……嬉しすぎて泣いてしまいます……！続編もお楽しみに (2023年3月29日 14時) (レス) id: 8124b8ac06 (このIDを非表示/違反報告)
うおまわり(プロフ) - めっちゃんこ大好き… (2023年3月29日 12時) (レス) id: 13372335d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：zyunri | 作成日時：2022年9月9日 15時
