ちびりゅの病系短編集せかんど

6（訂正） ページ8

大吾side




「っ、ごめ、」



そう言って再び横になった流星はさっきと同じように目の上に腕を乗せて短く呼吸をしていた。




「しんどいなぁ…」




「ゆっくりでええから着替えてはよ帰って寝よな？」




そう声をかけてからどれぐらいたったやろうか。




流星がゆっくりと動き出した。




ズボンを履き替えたのを確認して正門にLINEした。




すると1分もせんうちに楽屋に来た。




「ちょっと流星見よって」




そう頼んで車を取りに行く。




今日はなんとなく自分で運転してきた。




それがこんな形で役に立つとは思ってなかったけどな。




裏口まて回して警備員さんに事情を説明してしばらく入口につけさしてもらう。




早足で楽屋へ行くと流星は完全に正門に体を委ねて眠っていた。




仕方がないのでそのまま正門に抱き上げてもろて俺は3人分の荷物を持つ。




振動を与えんようにゆっくりと歩く正門を追い越して先に車のドアを開けておく。





最短で家に送ってやりたい。





正門の膝に頭を乗せる形で寝かせて安全運転で出発した。





1時間ぐらい車で走って大西さんの家に着いた。





途中で起きることもなく爆睡やったから酔ったりもせえへんかったみたい。




あらかじめ流星のママに連絡しといたけどみんなおらんみたいやからお邪魔させてもらうことにした。




こんな状態の流星ほっとくなんてできひんやん？




今日は精一杯看病したるから明日には元気になれよ。





END




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初めの設定を忘れてました…



ほんとすいません！！！



流星の家族は旅行に行ってたことにしてたの、すっかり忘れてました…



申し訳ないです…

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