3 ページ19
真鳥side
ひょっこりと顔を覗かせたのは大地と淳弥。
タオルと流星の荷物を持って来てくれたらしいわ。
「おー、ありがとうなぁ」
「流星どんなん？」
ソファで眠る流星をそっと覗き込んで大地が顔をしかめた。
「まとくん、要りそうなもん持ってきたで」
また扉が開いたと思えば今度は末とリチャと古謝。
アクエリとか冷えピタとか要りそうなもん持ってきてくれた。
「りゅうせぇ、生きとる？？」
物騒なこと言いながら入ってきたのは丈と大橋。
なんやかんや言うてfunky8揃ったわ笑
「ん、」
「流星！？」
身じろぎした流星の周りに8人が一気に集まる。
これ本人迷惑ちゃうか？？
ゆっくりと目を開けた流星は戸惑ったように何度か瞬きをした。
「…レッスン、」
「あほ、そんな体でしたって意味無いわ」
この期に及んでそんなことを言う流星を丈が小突いた。
「…でも、」
「でもやあらへんで？そんな体で踊ったって流星の力にやならんことぐらい分かるやろ？」
末に頭を撫でられながら諭されて、不服そうにほっぺを膨らませたけどもう反論はせぇへんかった。
大人しくなった流星にん、と体温計を差し出せば大人しく受け取って脇に挟んだ。
ちょっと不満そうなんも可愛い笑
ピピッ、と音を立てたそれに示されている数字は39.2。
「ちょ、ありえんぐらい高いねんけどっ」
大橋の叫びに流星が眉を潜めた。
それを認めた丈が大橋をしばく。
その一連の流れを見収めて、淳弥に大吾たちに連絡してくるように言うた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 181人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ままま(プロフ) - 毎度毎度楽しみで仕方ありません！これからも頑張ってください！ (2022年8月16日 1時) (
レス) @page2 id: f37c0b1e7e (このIDを非表示/違反報告)
あんどろいど(プロフ) - なかった事のように扱われていて、すごく悔しく感じます。まだ中学生だったのに焼け野原とまで言われた関西Jr.の先頭に立って、大人と同等の、もしくはそれ以上の責任を背負ってきた大西さんが何故取り上げて貰えなかったのか謎です。大西さんのことが心配です。 (2019年2月24日 20時) (レス) id: b526003b20 (このIDを非表示/違反報告)
あんどろいど(プロフ) - 最近、大ちゃんがブログや雑誌などで関西Jr.を引っ張ってきたことについて語ってる部分を読んでも、大西さんの名前があまり出てこないなーと感じます。周りが先輩だらけの中、中学生にしてメインという立場になって、辛い思いもしてきたはずなのに、それを→ (2019年2月24日 19時) (レス) id: b526003b20 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 弱いところや頑張ってるところをアピールできる子もいれば、それを表に出さない子もいるってこと伝わらないかなと思いました。 (2019年2月24日 16時) (レス) id: d51e9f0a32 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 更新ありがとうございます！ これからも楽しみにしています！ (2019年1月20日 14時) (レス) id: d51e9f0a32 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ロン太 | 作成日時：2018年7月10日 22時
