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藤原side
「足突っ込めるか？しばらく冷やしとき」
真冬にアイシングなんて冷たい通り越して痛い。
それでもやっぱり1番有効やから。
流星もわかってるのか、冷たい冷たい言いながらやめようとはせえへんかった。
「俺ここから見とくからみんなリハしておいで？ちゃんと頭に入れとくわ」
ほんま、発言はいつも誰よりも大人。
みんな分かっていながら離れたくなかったのに。
ほんまはずっとそばにおってやりたい。
でも、リハせなあかんのも事実やから。
そっと頭を撫でてから、離れようとせんけんとを引きずるようにしてステージに戻った。
場当たりとマイクチェックも終わらせて、流星を連れて楽屋に戻る。
本番まで動かしたくないから大橋におんぶさせた。
流星をソファに下ろして流星にブランケットを渡した大橋。
寝とき？なんて言うてる。
あいつがそんなことまで気を回すなんて珍しい、と思って見ていれば。
険しい顔して近づいてきた。
「流星、多分熱出てきた」
耳元でさらっと囁いて楽屋を出た大橋。
まじか、熱出てきたか…
それはそれだけ怪我がひどいってことでもある。
ほんまは出させたくない。
でもあの流星が素直に聞き入れるわけもない。
だったら俺らの選択肢はひとつ。
出来るだけ流星の負担を減らすこと。
ギリギリまで寝かせてあげて、ステージでもフォローする。
それぐらいしかできひんけど、頑張ってもらわなね。
とりあえず冷えピタをもらってきた大橋に流星は任せてスタッフさんやバックについてくれるりとかんたちに話をつけに行こうか。
けんとは…いけそうやね。
恭平と大吾が相手してくれよる。
相当落ち込んでるやろうからね、気逸らしてやらんと。
スタッフさんたちも状況を知ってるから快く協力するよって言うてくれた。
りとかんにも事情を話して、できるだけ流星に寄りかかるような絡みは控えてもらうことに。
あとあんまり気を使いすぎひんこと。
気を遣われてるって分かったら流星もしんどいやろうからね。
とりあえず自分らの準備を終わらせて交代で流星を見守る。
けんとは中々流星から離れようとせえへんかったけど大吾にどうにかしてもろた。
よし、じゃあ流星のテーピングかな。
「流星、足だし？」
行儀悪いけどソファに座る流星の前のテーブルに腰掛けて、膝の上に流星の足を置く。
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ぽん(プロフ) - 更新楽しみにしています！ (2020年10月1日 16時) (
レス) id: 8bb0c991f7 (このIDを非表示/違反報告)
あぁちゃん(プロフ) - ちびりゅシリーズもこちらもクオリティ高くて文章や表現とても大好きです。大西流星くんの作品まだまだ期待しています。DMもさせて頂きました。よろしくお願いします (2020年4月17日 23時) (レス) id: 6731409e27 (このIDを非表示/違反報告)
ロン太(プロフ) - Fujitanatsuki14さん» ありがとうございます(^^) (2020年2月29日 20時) (レス) id: e6d2555a07 (このIDを非表示/違反報告)
Fujitanatsuki14(プロフ) - Twitterでdm送らせていただきました。 (2020年2月27日 15時) (レス) id: ba06389b28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロン太 | 作成日時：2020年2月19日 21時
