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大吾side
「はいどうぞ〜」
最近一人暮らしを始めたばかりの俺の部屋。
男一人の部屋にしてはなかなか片付いているほうだと思う。
「適当に座っといてな」
おおにっちゃんも正門もここに来るのは初めてではない。
けどどこかそわそわして落ち着かないのは、おおにっちゃんの緊張が伝わってきたからなのか、それとも、この後のことを考えてなのか。
とりあえず2人で並んでソファに座ってもらったけどなんとなく気まずくて無言の時間が流れている。
ローテーブルにことりと置いたココアのマグカップが静寂を割いた。
「…話、聞いてもええ？」
しばらく黙っていた正門やったけど埒が明かないと思ったのか単刀直入に切り込んだ。
おおにっちゃんは小さく頷いて、ちょっとだけ俺に寄ってから話し始めた。
「…あんな、ずっと前のことやねんけど、」
そう言って、ひとつずつ、言葉を選んで教えてくれた。
誰かにストーカーされていたこと。
盗撮写真が毎日家に送られてきていたこと。
常に視線を感じるようになって眠れなくなったこと。
ご飯が喉を通らなくなったこと。
それから、俺達のおる楽屋が唯一安心出来たこと。
それを聞いた時、胸がぎゅっとなった。
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ぴざまる(プロフ) - 最後までやっと読み終えることが出来ました。流星くんがここまで苦しんでいるのを読むのは精神的にキツイこともありましたがそれなのになぜかその先が気になってしまうロン太さんの作品。本当にクセになります。大好きです、これからも応援してます (2019年3月31日 2時) (
レス) id: c9e71e5665 (このIDを非表示/違反報告)
大西 ｲﾙｶ(プロフ) - お疲れ様です！！大西畑やばかったです、、、 (2019年3月15日 21時) (レス) id: d2ca3c11f5 (このIDを非表示/違反報告)
ミカやん(プロフ) - 今、というかずっと読んでます笑 受験勉強で疲れた自分へのご褒美です(*´∀｀*) ほんとにことお話めっちゃ好きです！w更新楽しみに待ってます！！ (2019年3月1日 23時) (レス) id: e0d739f7a6 (このIDを非表示/違反報告)
ミカやん(プロフ) - 毎回更新めっちゃくちゃ楽しみにしてます！更新頑張ってください！！ (2019年2月18日 0時) (レス) id: e0d739f7a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロン太 | 作成日時：2019年1月19日 18時
