第2話 ページ4
来週にはこんな事しなくて済むなんて考えながら、見回りをしていた時だ。
「どうした!!大丈夫か!!」
路地裏にうちの生徒が倒れていた。
「うぅ…せん…ぱい?」
彼女の体を起こしながら、現状を聞く。
「なんか、ゲホっ…湘北の制服のやつらが…」
「女か?」
「い、いえ」
そう言って、彼女は激しく咽せ始める。
その背中をさする。
今までにもこう言う事は何度かあった。
要は舐められている、ということ。
だがこのケースは初めてだ。
どういう事かと言うと、今までに女子からはよく吹っ掛けられたりはあったのだが…
どうやら男らしい。
まあ、今まで通り〆る以外にないのだが。
その子によれば”遊び”を断った事によって、彼らの怒りを買ったらしい。
そして彼女は優秀なことに、彼らは「ミツイ」「テツオ」という名前が出た事をしっかりと聞き取っていた。
これだけでも十分なのだが、奴らは間抜けなことに明日あたりに「バスケ部を潰しに行く」という場所の情報までくだすった。
というわけだ。
女の子の手当てをしつつ考えをまとめる。
そっちがその気なら
私は彼らがバスケ部を潰すのを潰してやろう。
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海嘯(プロフ) - もちさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて光栄です! (2020年2月1日 21時) (レス) id: fc5868216e (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - 最近スラダンにハマり、中でも仙道さんが大好きなので嬉しいです…!素敵な小説ありがとうございます! (2020年1月16日 0時) (レス) id: 64dfba108e (このIDを非表示/違反報告)
海嘯(プロフ) - ピースさん» お待たせしました。楽しんでいただけると幸いです! (2019年10月13日 23時) (レス) id: fc5868216e (このIDを非表示/違反報告)
ピース(プロフ) - 続きを楽しみにしてます(^^)v (2019年9月15日 18時) (レス) id: b10b7fd267 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海嘯 | 作成日時:2019年1月21日 21時