ミス研部にて ページ4
〜あなたside〜
ミス研部室
――ガラガラ
A「こんちわー」
星野「あ、神崎先輩こんにちは!」
辻「こんにちは、空手部行ってたんですか?」
A「そうそう。ちょっと久しぶりだったから疲れた〜」
でも、体動かしてたから、いい汗かいたな!
あ、お忘れの方も多いと思うけど、一応私は空手部とミステリー研究部を兼部してるんだ。
ミス研はほとんど活動といえる活動をしていないから、そんなに大変じゃないんだけどねw
ってことで、空手部に行ってからミス研部室に戻ってきたわけなんだけど・・・
佐木「うーん。
改装記念、キングドラゴンホテル主催、川上剛史奇跡の催眠術ショー・・・」
なにやら佐木くんが、ちらしを見ながらそんなことを呟いていた。
A「佐木くん、何見てんの?」
佐木「あ、一泊二日の宿泊招待券が、ミス研に送られて来たんですよ」
そう言って佐木くんは、封筒に入っていた5枚の招待券を見せてくれた。
え、なんでうちにそんなものが送られてきたんだろう・・・そう疑問に思いながら机の上に置いてあったもう一枚のチラシを手にとって見た。
真壁「催眠術!?しかも今話題の川上剛史・・・う〜ん、オカルティ☆」
私たちの会話を聞いていた若干興奮気味の真壁部長がいきなり割り込んできて、変なポーズをとった。
なんだついに頭がおかしくなってしまわれたか。
あー、オカルト好きの部長からしたら、またとないチャンスなのかこれ。
A「部長いつにもましてキモイですね、なに興奮してるんですか」
真壁「直球で悪口行って来るなよ!?」
A「私はまだいいじゃないですか。辻くんたちなんて無言で引いてますよ」
ちらりと辻くんを見てみると、あからさまに目をそらされた。えぇー、そらさなくてもいいじゃないか
真壁「と、とにかくだな!俺はこれ行くぞ!!金田一、お前も行くよな?」
A「あ、チラシ取られた。ていうかはじめいたんだね?」
佐木「A先輩辛辣・・・」
佐木くんにそんなことを言われながらもはじめに目をやると、はじめはなぜか原稿用紙を机に広げ、せっせと何かを書いていた。
え・・・まさかあのはじめが自主的に勉強してる・・・!?
一「が・ん・く・つ・お・う・は・と・て・も・か・わ・い・そ・う・で・し・た。
・・・はっ、18文字しかない、全然足んないッ・・・はぁあ・・・」
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アニオタ - レナさんの書く小説は、最高です! (2014年10月27日 7時) (レス) id: 0efc3d9637 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 音葉♪さん» 見ていただきありがとうございます!文才なんて私にはないですwいつも駄文になってしまって・・・でも、そう言って下さってありがとうございます、すごい嬉しいです! (2014年10月26日 17時) (レス) id: 1b53bac544 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 火織でs((<コ彡チョットトウリマスヨー←((おいさん» はい!ありがとうございます!楽しみにしててください! (2014年10月26日 17時) (レス) id: 1b53bac544 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - ふわりさん» ありがとうございますwこれからも話の行方にご期待ください!! (2014年10月26日 17時) (レス) id: 1b53bac544 (このIDを非表示/違反報告)
音葉♪ - レナさんの文才に惹かれて、お邪魔します。(笑) いつも拝見させてもらってます! 私も他の皆さんと同様に応援していますので、これからも頑張ってください♪ (2014年10月26日 13時) (レス) id: 16159d01ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レナ | 作成日時:2014年10月7日 19時