信じられない光景 ページ16
*
僕たちがその光景に呆気にとられていると、
剣持さんを刺したナイフは、隣で座っていいるA先輩へと向けられ・・・・
佐木「・・・ッ、A先輩！！」
美雪「ッ！？」
友利「ちッ」
友利警部たちがいち早く行動に移して向こうの部屋に向かったものの、
僕たちミス研の3人はその場を動けずにいた。
だって・・・
そのままナイフは、A先輩の左腕を中心に切りつけはじめたから。
そのままA先輩が力なく地面に倒れ込んだ時、ようやく我にかえった僕たちは、急いで刑事さんたちを追いかけた。
なんで・・・なんで金田一先輩が、剣持さんとA先輩を・・・？！
僕たちは混乱しながら、奥の部屋に辿り着いた。
そこでは、きょとんとした顔で目覚まし時計を持っている金田一先輩しかいなかった。
あ・・・地面に、
さっき使われたナイフが落ちてる。
一「あれ、皆？」
畠山「おい！剣持警部と神崎さんはどこだ！？」
一「は・・・？」
どうやら状況をよく理解していないらしい先輩は、畠山さんの言葉に首をかしげるばかりだった。
どうして・・・？さっき、確かに先輩が二人を・・・ッ
・・・いや、そんなはずない。
先輩がそんなことをする人じゃないことくらい知ってるはず・・・だろ。
僕は自分にそう言い聞かせて、
先輩を見つめていた。
友利「・・・剣持さん！」
壁を挟んだ向こう側から友利警部の声が聞こえて、慌てて僕たちもそこに向かうと、
胸から血を流す剣持さんと、切り傷だらけのA先輩の姿が見えた。
佐木「A先輩・・・ッ」
美雪「A！」
すぐにA先輩に駆け寄って肩を揺らしてみたけど、A先輩が返事をしてくれることはなかった。
一「・・・A・・・？」
・
・
・
到着した救急車に乗せられる
剣持さんとA先輩。
それを少し離れたところで見守っていると、先輩が、救急車に向かって駆け出した。
一「・・・おっさん！A！しっかりしろッ！！」
畠山さんに止められながらも、先輩は剣持さんとA先輩の名を呼び続けていた。
それでも先輩が二人に近づくことは許されなくて、先輩は無理矢理玄関へと戻らされた。
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〜コメント返し〜
蓮 様
ありがとうございます！とりあえず今まで通り
更新していくので、よろしくお願いします！
ふわり 様
ありがとうございます！
ちょくちょく数話ごとに更新していくので、お楽しみに！
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アニオタ - レナさんの書く小説は、最高です！ (2014年10月27日 7時) (
レス) id: 0efc3d9637 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 音葉♪さん» 見ていただきありがとうございます！文才なんて私にはないですwいつも駄文になってしまって･･･でも、そう言って下さってありがとうございます、すごい嬉しいです！ (2014年10月26日 17時) (レス) id: 1b53bac544 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 火織でs((＜コ彡ﾁｮｯﾄﾄｳﾘﾏｽﾖｰ←((おいさん» はい！ありがとうございます！楽しみにしててください！ (2014年10月26日 17時) (レス) id: 1b53bac544 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - ふわりさん» ありがとうございますwこれからも話の行方にご期待ください！！ (2014年10月26日 17時) (レス) id: 1b53bac544 (このIDを非表示/違反報告)
音葉♪ - レナさんの文才に惹かれて、お邪魔します。(笑) いつも拝見させてもらってます！ 私も他の皆さんと同様に応援していますので、これからも頑張ってください♪ (2014年10月26日 13時) (レス) id: 16159d01ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レナ | 作成日時：2014年10月7日 19時
