ドア越しの会話 ページ5
*
あ「椎名さんの死体を見つけたとき・・・高所恐怖所なのに柱によじ登ってなんとか
椎名さんを降ろそうとしたり、
加藤さんの時は、自分だって危なかったのに、加藤さんを海から引きずりあげて・・・
ああいう時のはじめ、好きだよ」
一「ッ」
思わず息を飲む。
たぶんAのことだから、告白とかじゃなくて素直な気持ちを伝えてくれてるんだろうけど・・・それでもすっごい嬉しい。
一「そ、そう？」
あ「・・・あーあ、このドア開けばいいのになぁ・・・なーんて」
一「！？」
い、いつになくAが積極的(？)だぞ・・・
ドキドキと高鳴る胸をおさえながら、
俺はある決意をする。
今の雰囲気なら・・・いけるのでは？
一「あれだったら・・・こっちくる？」
あ「へ？」
一「な、なんちゃったりしてぇ〜！」
あ「・・・行っていいなら、行きたいんだけど・・・」
一「！？！？」
まさかの返事に、俺はその場で悶絶した。
いける・・・この調子なら、Aと絶対進展できる・・・！！
一「ちょっと待ってて！！」
俺はAにそう告げ、鞄からすっぽんドリンクを取り出した。
よし、大事な夜だし2本飲んじゃえ！！
そう思った俺はコップに2本分のすっぽんドリンクを注ぎ、いっきに飲みほした。
一「うぇえ・・・まずい・・」
あ「あッ・・・そ、だよね。やっぱまずいよね」
俺がすっぽんドリンクに対して言った言葉を、Aは部屋に来ることに対してだと勘違いしたようだった。
一「いや違う！そういう意味じゃなくて・・・」
俺はドアの横に駆け寄り、
息を飲んで、こう告げた。
一「来なよ・・・こっち」
あ「ッ・・・じゃ、じゃあ行くね」
よっしゃぁあああああ！！！！！！！
心の中でそう叫んで、俺は両手を高く上げた。
佐木・・・俺はやっとAと結ばれる日が来たようだ・・・！！
俺は急いでズボンをはき、しこを踏んでAを迎え入れる準備をした。
――コンコン
来たッ・・・・
一「ようこそ〜！！」
加藤「・・・」
一「・・・」
――バタン
あっれおかしいな、Aじゃなくて加藤さんが立ってたんだけど。
おもわず笑顔でドア閉めちゃったよ。
加藤「おい！お前に頼みがあるんだ！！」
俺の部屋の前でそう声をあげた加藤さん。
俺に頼みごとって・・・なんだろ。
不思議に思った俺は仕方なくドアを開けた。
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レナ(プロフ) - あゆさん» ありがとうございます！私は結構高遠好きなので、絡みが多くなるかもしれませんw続編をお楽しみに！ (2014年10月7日 19時) (
レス) id: 1b53bac544 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 次の金田一少年事件簿が、楽しみです！ 高遠さんと、どうゆう絡み合い方なのか、楽しみです！更新頑張ってください！ (2014年10月6日 22時) (レス) id: 0347fbb0c1 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - ふわりさん» 文字数の関係でこっちでレスします！私も推理してたんですがまったく分かりませんでした･･･wえと、高遠との絡みはがっつりいれる気なのでお楽しみに！ (2014年10月4日 23時) (レス) id: 1b53bac544 (このIDを非表示/違反報告)
ふわり - 面白いですよね〜この話!!テレビの前で推理してもわかんなかったです← 次、高遠の絡み、入れてほしいです!!お願いします!!^^* (2014年10月3日 20時) (レス) id: c764e6f86e (このIDを非表示/違反報告)
欄のん(プロフ) - 頑張ってくださぁい！めちゃ面白いですぅ！ (2014年10月2日 20時) (レス) id: 9acd78a12d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レナ | 作成日時：2014年9月26日 23時
