突然の訪問？ ページ3
〜はじめside〜
竜《なんでさっき新谷さんを問い詰めなかったんですか？》
日が暮れて夜になり、みんなと別れて部屋に戻った俺は、佐木に電話をかけていた。
本来ならAについての相談をする予定だったが、事件が起きてしまえばそうともいかない。
一「あー・・・まだ解決してない問題があるからな」
竜《問題って？》
一「白石さんが見たはしごを運ぶ人影だよ」
新谷さんはその時肝騙しに参加してて完全にアリバイがあるし・・・、その人影が誰か分かればいいだけど、白石さんは誰かと言わないし・・・
一「はしごもまだ見つかってないし」
竜《またはしごですか？》
一「だって、犯人が椎名さんを吊るすためにはしごを使ったとしても、もとに戻すことは可能だったし、わざわざ隠す理由もない」
竜《あぁ・・・》
一「そもそも、なんではしごを使わなくちゃいけなかったんだ・・・？」
ただ椎名さんを殺すだけなら、あんな高いところに吊るさなくてもいいはず。
あれだけの高さなら相当な力が必要だし、時間だってかかる。
そこまでして椎名さんを高く吊りあげた理由は、なんだ？
一「あー、もう全然分かんない」
竜《っていうか先輩、A先輩ほっといていいんですか？》
一「え、なんでA？」
竜《いや、せっかく勝負パンツまで持ってきたのに、このままでいいのかなって》
ああ、そういうことか・・・
勝負パンツなら今履いてる！
けど、この状況じゃな・・・・
一「ん〜・・・
だってこんなことになっちまってさぁ・・・
どうやって誘ったらいいか
分かんねえんだもん」
ごろごろとベットの上を転がりながらそう言う。
俺だって早くAと進展したいっていうか・・・ああ、でもその前に告白？
どっちにしろ、今の状況で言う事じゃないよなぁ。
――コンコン
Aについて考えていると、
部屋のドアがノックされた。
誰だろ・・・こんな時間に。
あ「はじめー」
一「！？
Aだ、ちょ、切るわ！」
竜《あ、はい！》
プチっと電話を切り、
俺は焦りながら部屋のドアに近づく。
いきなりどうしたんだろ、俺に会いたくなったとか・・・？
一「今開ける！」
淡い期待に胸を膨らませながら、
俺は部屋のドアを開けた。
パンツ一丁のまんまだけど、見えないように開ければ大丈夫だよな！
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レナ(プロフ) - あゆさん» ありがとうございます！私は結構高遠好きなので、絡みが多くなるかもしれませんw続編をお楽しみに！ (2014年10月7日 19時) (
レス) id: 1b53bac544 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 次の金田一少年事件簿が、楽しみです！ 高遠さんと、どうゆう絡み合い方なのか、楽しみです！更新頑張ってください！ (2014年10月6日 22時) (レス) id: 0347fbb0c1 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - ふわりさん» 文字数の関係でこっちでレスします！私も推理してたんですがまったく分かりませんでした･･･wえと、高遠との絡みはがっつりいれる気なのでお楽しみに！ (2014年10月4日 23時) (レス) id: 1b53bac544 (このIDを非表示/違反報告)
ふわり - 面白いですよね〜この話!!テレビの前で推理してもわかんなかったです← 次、高遠の絡み、入れてほしいです!!お願いします!!^^* (2014年10月3日 20時) (レス) id: c764e6f86e (このIDを非表示/違反報告)
欄のん(プロフ) - 頑張ってくださぁい！めちゃ面白いですぅ！ (2014年10月2日 20時) (レス) id: 9acd78a12d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レナ | 作成日時：2014年9月26日 23時
