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疑いの眼差し ページ2

*


はじめの考えていることが
だんだん分かってきた気がするな・・・。

犯行時間が絞られたってことは、その時間帯にアリバイがなければその人は犯行が可能なことを示すことができる。

これは大きな一歩だ。


あ「皆さん、その時間帯に何をされていましたか?」

川崎「私は、森村が亡くなってしまったので、研修医の彼らと今後の病院についてはなしていたよ」

加藤「そういうお前らは何してた」



加藤さんはまたキレ気味に
私たちに問いかける。

相当精神的に疲れてるんだろうな・・・とは思うけど、上から目線な気がしてむっとした。



美「私たち4人ははじめちゃんの部屋にいました」

加藤「あんたは?」

塚原「私はその頃ちょうど、臨時の船を出してもらえないかどうか、本土の港に電話で交渉していました」

加藤「あんたは?」



いつの間にか、加藤さんが仕切ってるな・・・
そうは思いつつ、黙って皆の話を聞く。



新谷「私は裏庭の手入れをしていました」

加藤「それを証明できる人は?」

新谷「一人、だったから・・・」



新谷さんの発言に、皆が反応した。

誰も証明する人がいなければ、新谷さんはアリバイがないということになるな。



加藤「まさか・・・あんたが椎名を?」

新谷「違います」



新谷さんはまっすぐ加藤さんを見つめ、
そう言いきった。

でもその言葉だけで疑いがはれるわけもなく、加藤さんや他の皆は、新谷さんを疑いの眼差しで見続ける。



新谷「・・・夕食の準備がありますので」

加藤「おいッ」



新谷さんはそう言って、
キッチンのほうへと走って行った。

恐らく、これ以上疑いの眼差しで見られるのは耐えきれなかったんだろう。









結局その後、新谷さんを問い詰めるわけでもなく、私たちは微妙な空気のまま、夕食を食べた。

突然の訪問?→←礼拝堂に向かう足跡



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レナ(プロフ) - あゆさん» ありがとうございます!私は結構高遠好きなので、絡みが多くなるかもしれませんw続編をお楽しみに! (2014年10月7日 19時) (レス) id: 1b53bac544 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 次の金田一少年事件簿が、楽しみです! 高遠さんと、どうゆう絡み合い方なのか、楽しみです!更新頑張ってください! (2014年10月6日 22時) (レス) id: 0347fbb0c1 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - ふわりさん» 文字数の関係でこっちでレスします!私も推理してたんですがまったく分かりませんでした・・・wえと、高遠との絡みはがっつりいれる気なのでお楽しみに! (2014年10月4日 23時) (レス) id: 1b53bac544 (このIDを非表示/違反報告)
ふわり - 面白いですよね〜この話!!テレビの前で推理してもわかんなかったです← 次、高遠の絡み、入れてほしいです!!お願いします!!^^* (2014年10月3日 20時) (レス) id: c764e6f86e (このIDを非表示/違反報告)
欄のん(プロフ) - 頑張ってくださぁい!めちゃ面白いですぅ! (2014年10月2日 20時) (レス) id: 9acd78a12d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レナ | 作成日時:2014年9月26日 23時

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