殺されている? ページ22
*
一「うわぁあああぁあ!!?」
あ「はじめ!?」
新谷「何!?何がみえたの!?」
一「で、出た・・・」
加藤「あ!?何がだよ!」
俺は加藤さんに突き飛ばされ、それをみたAがそばに来た。
そういえばAはいつのまにか、いつも常備しているヘッドフォンをつけてるな・・・。
Aヘッドフォンをつけたということは・・・耳鳴りがしている証拠。
つまり、どこかに・・・というか、この百日紅の間に死体があるということだ。
あ「はじめどうしたっていうの!?
急に耳鳴りがするし・・・」
一「な、中で人が殺されてる!!」
あ「えぇ!?」
加藤「本当だ・・・死んでる。
森村が、首吊ってる!!」
俺のあとに鍵穴を覗いた加藤さんも、
俺と同じ光景を見たらしい。
新谷「・・・はぁ!?何、バカなこと言ってるのよ!?」
――ズリ・・・ズリズリ・・・ゴトン
なんだ今の音・・・百日紅の間から、聞こえた?
あ「なんなの・・・?この部屋の中で、何が起こってるの!?」
新谷「部屋の中に・・・誰かいる?」
――ガチャッ
美・あ「きゃあぁ!!」
急に隣の部屋が空いたと思ったら、中から出てきたのは、椎名さんだった。
椎名「うわッ!?え、ちょっと?何何?」
――パチッ
あ「ひゃぁ!?」
ふいに部屋の明かりがつく。
Aは完全に怯えきっているようで、ただ明かりがついただけでも怖がっていた。
ていうか電気をつけたのは誰だ・・・?
そう思い廊下の先を見ると、そこには怒った様子の川崎先生が立っていた。
川崎「いったいなんの騒ぎですか?」
一「この部屋の中で、森村さんが死んでた。・・・いや、殺されてた」
椎名「えぇ!?」
川崎「何くだらないことを」
川崎先生は少し笑いながらそう言う。
きっと冗談か何かと思っているんだろう・・・。
俺だってそう思いたい。でも現に、殺されてる現場を俺と加藤さんが見たし、
Aの死体に近づいたら鳴る耳鳴りもあった。
森村さんが亡くなっているのは、
間違いないはずだ。
加藤「嘘じゃない!ほんとに見たんだ!」
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レイン(金田一ファン!) - ものすごく面白いです! 最後まで、頑張ってください! (2014年9月29日 17時) (レス) id: 47eec120e3 (このIDを非表示/違反報告)
深気約桜 - いつまでかかってもいいので、最後までかいてほしいです! (2014年9月24日 18時) (レス) id: 8f420df049 (このIDを非表示/違反報告)
ジャニーズLOVE(プロフ) - 最後まで書いてください!とてもおもしろいです。 (2014年9月22日 18時) (レス) id: 89ede2c7d9 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 最後までがいいです! (2014年9月22日 18時) (レス) id: a8d601d0c1 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 最後までが、良いです。更新が遅くても、大丈夫です!応援してます!! (2014年9月22日 17時) (レス) id: 0347fbb0c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レナ | 作成日時:2014年9月8日 19時