いよいよ肝試し ページ21
―はじめside―
俺を先頭に、加藤さん、新谷さん、塚原さん、美雪、佐木、A、白石さんの順で暗い廊下を進む。
どうしよう、予想以上に怖い・・・。
俺はゆっくり進んでいると、急に加藤さんに背中を押された。
一「うおっ！？」
加藤「早く行けよ」
そう言われましても・・・さっきの話聞いて怖くないってほうがおかしいんじゃないか！？
加藤さんに睨まれつつ、俺は階段を上がり、２階の廊下を進む。
ひとつひとつの部屋にとりつけられた小さな明かりが、余計に無気味な雰囲気を際立たせているように感じた。
そしてついに俺達は、【百日紅の間】に辿り着いた。
塚原「このドアの向こう側が」
一・あ「！？」
塚原さんこんなときまで急に話し出すのやめて！？
塚原「鬼火の玄関、百日紅の間です」
一「・・・A変わる？」
思わず俺はAに泣きつく。かっこ悪いけど、今ばかりはしょうがない・・・。
あ「絶対、無理！」
一「うぇえ・・・」
そう言ってAは俺を突き放した。
いろいろショックだけど、冷静に考えればホラーが嫌いなAが変わってくれるはずないか・・・。
・・・行くしかない！
一「え〜いもう！はい！」
俺は持っていたランプをAに預けた。
一「だいたいね鬼火なんているわけないっつーの・・・」
そう口では強がりなこと言ったものの、実際怖がっているのはバレバレだろう。
俺は恐る恐る、そのドアのカギ穴を覗いた。
しかし覗いても、なんの変哲もないただの部屋にしか見えなかった。
一「真っ暗ですけど？」
塚原「・・・もうすぐ、午前0時です。
5・・・
4・・・
3・・・
2・・・
1・・・」
俺は慌てて、もう一度鍵穴を覗いた。
一「・・・え？」
あれ・・・窓の外に・・・火の球？
ユラユラと揺れる火の球を見ていると、部屋の中に入院着を来た人間が現れる。
その人間が持っていたロープを引っ張ると、赤い服を着た人間が吊るされた。
・・・え？
人が・・・殺されてる・・・！？
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レイン(金田一ファン！) - ものすごく面白いです！ 最後まで、頑張ってください！ (2014年9月29日 17時) (
レス) id: 47eec120e3 (このIDを非表示/違反報告)
深気約桜 - いつまでかかってもいいので、最後までかいてほしいです！ (2014年9月24日 18時) (レス) id: 8f420df049 (このIDを非表示/違反報告)
ジャニーズLOVE(プロフ) - 最後まで書いてください！とてもおもしろいです。 (2014年9月22日 18時) (レス) id: 89ede2c7d9 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 最後までがいいです！ (2014年9月22日 18時) (レス) id: a8d601d0c1 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 最後までが、良いです。更新が遅くても、大丈夫です！応援してます!! (2014年9月22日 17時) (レス) id: 0347fbb0c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レナ | 作成日時：2014年9月8日 19時
