ひゃく･･･え、さるすべり？ ページ16
〜はじめside〜
-２階-
美雪を先頭に、2階の廊下を進んでいく。
美「・・・じゃあ私たちはこっちだから、
はじめちゃんはそっち」
一「ひゃくにちべに？」
あ「百日紅(さるすべり)！恥ずかしいからやめてよね・・・」
一「さる・・・？」
美雪とAは呆れた目で俺を見てきた。
いや、どう読んだらこれが
さるすべりになるんだ・・・？
美雪とAは優等生だから読めて当然かもしれないが、俺はバカなんだぞ！？
そんなことを考えながら、俺は美雪から渡された部屋の鍵でドアを開けた。
一「・・・うわッ」
俺が掃除する百日紅という部屋は、見るからにものすごい汚い部屋だった。
蜘蛛の巣だらけだし、埃かぶってるし・・・
一「ここ掃除すんのキッツイなぁ・・・」
新谷「ここは〜」
一・竜「！？」
いきなり後ろで誰か喋ったと思ったら、
バイト主任の新谷さんだった。
まったく後ろにいることに気がつかなくて、
ビビった・・・。
新谷「ここはもう何年も使ってない部屋らしいからね〜」
竜「え、今回の研修で誰か使うんですか？この部屋」
新谷「今回も使わないらしいわよ？でも一応、きちんと掃除しといて？」
そう言って新谷さんは
どこかに行ってしまった。
・・・誰も使用しないんじゃ、俺が掃除する意味ってあんの？
一「掃除しといてって言われてもねぇ・・・」
窓際を見てみると、恐ろしいほど埃がたまっているところを目にした。
うえ、汚すぎる・・・。
やる気なくすわ〜・・・
一「・・・よし、適当に手を抜こう！」
竜「言うと思った・・・」
一「あれ？何このドア」
入り口のドアともう一つ、Aたちが掃除している部屋の方向にドアがあることに気づいた。
竜「あぁ〜、隣の部屋に直接いけるようになってるんですね」
お、ということは・・・ここを通ればAにすぐ会えるってことだな！
一「A！そっち手伝おうか？」
あ『え、もうそっち終わったの？』
A声を聞き、ドアを開けようとドアノブをひねったけど、ドアが開くことはなかった。
あれ？なんで開かねーの！？
あ『ちょ、何してんの？』
竜「あー、無理です。このドア釘に打ちつけられてます」
一「・・・」
せっかくAと一緒に掃除しようと思ったのに・・・使えないドアだな！
竜「で、するんですか？掃除」
一「・・・誰も止まらないなら、明日でいっか！」
竜「言うと思った・・・」
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レイン(金田一ファン！) - ものすごく面白いです！ 最後まで、頑張ってください！ (2014年9月29日 17時) (
レス) id: 47eec120e3 (このIDを非表示/違反報告)
深気約桜 - いつまでかかってもいいので、最後までかいてほしいです！ (2014年9月24日 18時) (レス) id: 8f420df049 (このIDを非表示/違反報告)
ジャニーズLOVE(プロフ) - 最後まで書いてください！とてもおもしろいです。 (2014年9月22日 18時) (レス) id: 89ede2c7d9 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 最後までがいいです！ (2014年9月22日 18時) (レス) id: a8d601d0c1 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 最後までが、良いです。更新が遅くても、大丈夫です！応援してます!! (2014年9月22日 17時) (レス) id: 0347fbb0c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レナ | 作成日時：2014年9月8日 19時
