別名:鬼火島 ページ14
*
なんて考えてると、私が囲まれていることに
気づいたはじめが
急いで私のところに戻ってきてくれた。
一「もー！A何してんだ！早く行くぞ〜」
あ「ま、待ってはじめ！あの、じゃあ失礼します」
川島「ん、これからよろしくね〜」
研修医の方々に頭を下げて、
急いではじめの隣に並ぶ。
ふう・・・はじめが声かけてくれて助かったぁ・・・
一「・・・大丈夫だったか？A。
あの人たち、不動総合病院の医者の子供なんだってさ。森村さんは理事長の息子らしい」
あ「ふーんお偉いさんなんだね・・・あ、助けてくれて、ありがと。はじめ」
そう言って私ははじめに微笑んだ。
ま、ちょっと・・・割り込んで私を連れ出してくれたらかっこよかったのにな・・・とか思ったり。
助けてくれただけでも嬉しいけどね！
一「・・・////そうやって可愛く笑うから絡まれるんだよ・・・///」
あ「え？声ちっちゃくて聞こえなかった。
なんて言ったの？」
一「いや、なんでもない！///」
あ「？？」
明らかに顔赤いし・・・もしかして
具合でも悪いのかな・・・
やっぱり、無理して連れてこないほうがよかったのかも？
森村「なあ、泊まるとこどっち？」
？「・・・ようこそ。鬼火島へ」
急に私たちの目の前に現れたのは、
赤い帽子をかぶった老人だった。
あれ、このおじいさん、今鬼火島って言った？
ここ不知火島じゃないの？
？「研修場の管理人を務めております塚原です」
一「鬼火島・・・？」
あ「ここって、不知火島じゃないんですか？」
塚原「・・・ご案内します」
あれ、スルーされた・・・。
なんだか不思議な雰囲気を放つ塚原さんに
皆動揺しつつも、その後をついて行った。
――悲しみ、後悔、恨み。
そんな人の思いがあまりに強い時、怨念となって、この世界をただようという説がある。
鬼火とは、その怨念が火となって
現れる心霊現象。
そう、この『不知火島』。
別名『鬼火島』は、そんな鬼火が集まる場所として、語り継がれている。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 232人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レイン(金田一ファン！) - ものすごく面白いです！ 最後まで、頑張ってください！ (2014年9月29日 17時) (
レス) id: 47eec120e3 (このIDを非表示/違反報告)
深気約桜 - いつまでかかってもいいので、最後までかいてほしいです！ (2014年9月24日 18時) (レス) id: 8f420df049 (このIDを非表示/違反報告)
ジャニーズLOVE(プロフ) - 最後まで書いてください！とてもおもしろいです。 (2014年9月22日 18時) (レス) id: 89ede2c7d9 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 最後までがいいです！ (2014年9月22日 18時) (レス) id: a8d601d0c1 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 最後までが、良いです。更新が遅くても、大丈夫です！応援してます!! (2014年9月22日 17時) (レス) id: 0347fbb0c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レナ | 作成日時：2014年9月8日 19時
