The girl loved by RAMPAGE(2)

ドッキリ ページ7

-陸 side-


とある日、急遽会議室へ集められたRAMPAGE。


力矢｢全員揃ってる？｣

翔吾｢Aがまだ...｣

力矢｢あー...うん、Aは大丈夫｣


どうやらAだけが呼ばれてないみたいで
何だかちょっと...嫌な予感がする。


陣｢それ以外はおるな？｣

ﾘｷﾔ｢みんなに集まってもらったのには訳があって
LDH TVで本気ドッキリをすることになりました｣
※実際にはありません


...はいはい、つまりAがターゲットね。


陣｢そしてプロデューサーさんが考えたドッキリがこちら！｣


“メンバーの誰かがRAMPAGE脱退を考えた時、
Aはどうする？”

...と、メンバー大好きAには少々酷な内容。


力矢｢そこでみんなに協力して貰いたいのと、
誰がどういう理由で脱退する役をするのかを今日決めます｣


その言葉にみんなそれぞれ意見を出し合う。


翔平｢はい！陣さんはいかがでしょう?!｣

陣｢俺?!何で?!｣

翔平｢なんとなくです!!!｣

陣｢何やねん、ちゃんと考えーや｣


...なんて相変わらずテキトーな翔平。


慎｢壱馬さんは？｣

壱馬｢えー...｣

北人｢確かに同い年で共通点も多いから2人とも
ぶつかること多いからこれを機にお互いの気持ちを...｣

壱馬｢それ言うたら翔吾の方がええんちゃう？｣

翔吾｢え?!｣

壱馬｢A、翔吾大好きやし、
俳優の道進むためにって理由で脱退とか...｣

山彰｢確かにそれいいかも｣


...と、壱馬の提案に次々とみんなが賛成し
“翔吾が俳優としての道に進むため脱退”という設定に決まった。


力矢｢ドッキリは急だけどこの後から明日から決行ね｣


そう言われて、今日は解散。


その日の夜、


A｢翔吾ー、今日一緒に寝よ♡｣

陣｢あかん！｣

A｢ケチ！｣


何も知らずいつも通り無邪気なAを見て
誰もが胸が苦しくなった。

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