マイプレイヤー？ ページ23
Hokuto
「ながれゆく〜っ時〜は 君と僕を
無情にもおいこしてゆく〜」
静かだった家の中に
すっと、響き渡った綺麗な声
ゲームをしてた昂秀は手を止め
本を読んでいた壱馬も本を閉じ
変な顔してた陣さんはそのままだけど((
携帯いじってたまこっちゃんとか樹とか、翔吾も手を止めた。
力矢「どこで歌ってるんだろ」
壱馬「部屋じゃないっすか？」
健太「多分だけど、二階の奥の部屋のベランダ」
北人「何でわかるんですか」
健太「けんたよくみるよ？Aが歌ってるの。」
Aは昔から不思議ちゃん
何でわざわざ奥の部屋のベランダで歌うのか
だって外に聞こえるし…
健太「翔太くんの宝物はもっと発信しなきゃ！とか言ってたよ」
慎「あ、、そういうことか」
まこっちゃんはその一言を残して
Aの方へ向かった。
北人「…Aの声、歌、」
Aが大好きで尊敬していた中尾翔太
その翔太の宝物って
Aの歌だった。
だから、誰よりも思いを込めて歌詞を読み込んでレコしてたA
MY PRAYER
壱馬「だいぶもう前に進んでると思ったけどな…」
壱馬「まだ、不安に思うことたくさんなんだろうな」
陣「玲於も気にかけてるけど、やっぱどこかふと寂しい顔すんねん」
北人「…A、無理してないっすよね」
最近はコロナウイルスのせいで
仕事が止まったり自粛になったり。
もう、大切な人を失うことに怯えているAは
自粛しなきゃいけないこともわかりつつ、
大切な人と過ごす時間の制限にもムシャクシャしていた。
それに、大切な人を無くすかもしれないこの環境が
少し弱った時に刺さっていたようで
健太「健太には話してこないけど、まこっちゃんにいっつもコソコソ話してたよ。」
健太「ずーっとまこっちゃんは相手してて」
健太「2人して泣いちゃうんじゃないか？って時もあったし」
北人「まじすか…2人とも…」
Aのことになると黙っていないまこっちゃんだけど
まこっちゃんもまこっちゃんで涙腺弱々な心の持ち主
北人「大切な人、ねぇ…」
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美咲(プロフ) - 続き楽しみにしてます。 (2022年7月27日 14時) (
レス) @page30 id: 411e2cf0cf (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとですコロナと最近温度差がすごいので体調などにも気をつけてくださいね (2022年3月25日 18時) (レス) id: 3abf21e40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サトウプリン
| 作成日時：2021年12月20日 22時
