モノクロ

. ページ38

Aside





慎くんからのキスは甘くて頭がおかしくなっちゃいそうなほど掻き回される。





このままじゃ、覚えてないけどこの前みたいに体だけの関係に…？





A「はぁ、はぁ、く、苦しい！」






私は慎くんを押し切った。






A「ま、また体だけの関係になっちゃなんて
嫌です…」




強いて言うなら、慎くんの彼女としてキスをしたい…
なんて言えるはずもない。





慎「ごめん。俺らそーゆ関係になったって言ったの嘘なんだ。」




慎くんの言葉に動揺する。





A「え！？でもキスマークが…」






慎「確かに、しようとしたけどAちゃんが爆睡して、酔いが覚めたAちゃんの反応が面白くてからかったんだ。」







A「…え」






慎「確かにその時は遊び半分だった、だけど今は本当に本当にAちゃんの事が大好きで仕方ない」







慎「Aちゃんの彼氏でもないのに、いっちゃんと仲良くしてたらヤキモチ焼くし、Aちゃんが好きでたまんない」






A「っ！？」






慎「俺の彼女になってください」






慎くんは真剣な目で私を見つめる。






A「は、はぃ…」






慎「まじで！？よっしゃー！」






慎くんは嬉しそうに私を抱きしめる。






今日から長谷川慎くんの彼女になりました

.→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す