モノクロ

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Aside






慎くんは明らかに機嫌の悪そうな顔をする。





もしかして、仲良くないのかな！？
失礼なこと言っちゃった。





A「あ、なんだかすみません…」






慎「なんで謝るの」







A「慎くんの気に触るような事言っちゃったんじゃないかと思いまして…」







慎「RAMPAGEはみんな仲良いよ。
いっちゃんとは、小さい頃からダンス仲間だし」







A「え！小さい頃からですか！？
それはすごい！」








よかった。慎くんと樹くんは仲良いんだ！







A「樹くんってば、自分の所属しているグループの名前を教えてくれなかったんでよー、私が気づくまで教えないとか言っちゃって！
それに…」








慎「いっちゃんとどーゆ関係なの」







慎くんは私が樹くんのことを喋っていると、いきなり慎くんらしくないような少し声を荒らげて聞いてきた。







A「べ、別に！！ただの」






ただのご近所さんって言おうと思ったのに、
観覧車に乗った時の出来事が頭によぎる。






あんな事をしたのに、ただのご近所さんって言えるのか？そんな事を思っていると沈黙の時間が続いてしまった。







慎「ただの？何？」








A「ご近所さんです…」

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