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「 んん … 」
目を覚ましたら、私は柔らかいベットの上にいて
目の前には こちらを向いて小さく微笑んでる壱馬くん。
なんで私がベッドの上にいるんだ？
「 わ、あ、ごめん … 寝ちゃってた 」
壱馬「 んーん、付き添ってくれてたんやな。ありがとう 」
「 あれ、私ここで … 」
壱馬「 床で寝てたから、痛いやろと思って。ごめんな、勝手に触って 」
「 いや、大丈夫 … ありがと 」
いけない、看病するつもりが私が世話焼かれてどうするのよ。
しかも5分くらい寝ようって思ってたのに
気付いたら30分くらい経ってるし …
ミスった、私としたことが。
「 お粥出来てると思うから、持ってくるね。食べれそう？」
壱馬「 まじ？食べたい。」
「 ちょっと待ってて！」
キッチン戻ればお粥は炊けていて
お椀に移して ついでに飲み物と一緒にお盆に乗せる
野菜スープを火にかけてたら、翔平くんが “ 僕やりますよ ” って火の番するの代わってくれた。
なんかニヤニヤされたのが気になるけど。
翔平「 我ながら良い仕事してるなァ … 」
…
「 お待たせしました〜」
壱馬「 うお、美味そう 」
「 ちょっと熱いかも 」
むくって起き上がって、じっと見つめてくる彼
私が不思議になり首を傾げると「 食べさして 」なんて言って悪戯っぽく笑う
「 … なんでそんな甘えたなの 」
壱馬「 今日、世話してくれるって約束やろ？」
「 あ、そうでした 」
“ ちゃんとフーフーしてな ” なんてワガママも可愛いなと思ってしまう
やっぱり普段クールな人が甘えたり、可愛い姿を見るとギャップ萌えしちゃうんだよね
「 はい、あーん 」
壱馬「 ん … ！んまい。」
「 良かった … 」
その後壱馬くんは、ペロリと平らげてくれた。
途中で翔平くんが持ってきてくれたスープも
満足そうに 綺麗に完食。( それは自分で食べてた )
とりあえずお口に合ったみたいで一安心。
「 食後に薬飲んで、寝たら良くなるよきっと 」
壱馬「 錠剤飲むの嫌やな 」
「 薬までは飲ませられないよ？」
壱馬「 ふは、流石に口移しで飲ませてーなんて言わへんから 」
くっ、、、口移しぃ！？
サラッと とんでもないワードが出てくる壱馬くんにはいつもドキドキさせられる。
どうやったらそんな恥じらいもなく言えるのか
絶対確信犯でしょ
恐るべし 川村壱馬 …
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ゆう(プロフ) - 完結おめでとうございます！これの続きはいつ頃になりますか？楽しみにしてます (2022年9月10日 0時) (
レス) @page50 id: 98c1a89bf6 (このIDを非表示/違反報告)
ビスケ(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても面白かったです。次回作も楽しみにしてます！ (2020年4月13日 17時) (レス) id: bc03353a58 (このIDを非表示/違反報告)
sooooy(プロフ) - わわわ、久しぶりの更新めっちゃ嬉しいです(^^)応援してます！！！ (2019年8月15日 0時) (レス) id: ae0699d194 (このIDを非表示/違反報告)
狼 - とても面白いです！人の作品の間違いばかり指摘するコメントなんて気にせず、これからも更新頑張ってくださいね！！ (2019年7月20日 10時) (レス) id: 0caec501cb (このIDを非表示/違反報告)
滴 - 続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 22のここの部分 何を隠そう私は 元々保育士として働いていたが 今月からは新しく出来た 託児所に移動になった。 これ正しくは異動ではないんでしょうか？ (2019年7月20日 2時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年6月20日 6時
