SHORT STORIES from THE RAMPAGE

Itsuki Fujiwara (1)-2 ページ9

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( 翔平 × 彼女 )




「なんでいる訳？」



帰宅すると、Aと翔平とマースが遊んでた。



いや確かにAは呼んだ。俺が。



で、なんで翔平？



「オヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョ。」

「あははははははは。」



確かにこの２人は幼馴染で、俺より付き合いが長くて、別に疑ってる訳じゃないけど、正直邪魔。



え？分かってるよね？俺らのスケジュール。


なんで邪魔すんの？


ていうか、なんで家に上げてるの！？


ああああ、もう。



「わっ！」

「キャキャッ！」



Aをあすなろ抱きすると、翔平がわざとらしく両手で顔を覆って、指の間からこっちを見ている。


うっっっっっっざ！！！！！！



「ああ、この藤原樹をメンバーに見せたいものですなあ。あ！」



何かを閃いたらしい翔平は電話をかけ始めた。


いや、帰れよ。



「おかえり。」

「ただいま。」



新鮮な状況での「おかえり」には、めっちゃニヤけるけど、なんで翔平・・・



「って、なにカメラ向けてんの。」

「見ました壱馬さん？」

(「見た見た。樹もやりよるな。」)

「は？電話！？」

「そうですー。テレビ電話ですー。」

「マジふざけんなって。」

「オヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョ。」

(「ははっ。」)

(「うっわ。なにやってんの？やば。」)

「北人さんまで・・・。」

「あ、北ちゃんだあ。」

(「A〜。」)



ペチ。



「いたっ。」

「それダメ。」

(「うーわうーわ。」)

「オヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョ。」



なんだこの状況！！！！！



「電話切れって。」

「オヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョ。仕方がないですなー。藤原樹が言うなら致し方ない。では、壱馬さん、北人さん、現場からは以上です！」



最悪だよ。明日北人さんになに言われるか。

マジ翔平の奴・・・



「そんなに見ないでくださいよ、恥ずかしい。はいはい。邪魔者しょへざるは帰りますよーっと。」

「え、翔平ご飯食べていかないの？」

「ええ。しょへざるの明日からの活動に影響が出そうなんでねえ。」



翔平は荷物をまとめると、そそくさと帰って行った。

いくら翔平だって、Aの手料理食べさせるもんか。





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( おまけ )





ええ、ええ。



こうなることは分かっていましたよ。



全く藤原の樹は。



ピコンッ



ええええええ！？




《今度３人で飯行こう》




天変地異！！！！！



しょへざる、道端でバク宙してしまいましたよ。







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