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いつものようにつまらない授業を受けて、部活へ。


私が所属する文芸部は、幽霊部員を含めてもたったの10人。


美香はやりたいことがないからと言って一緒に入ってくれた。





美香「そう言えばさ。Aは今どんなお話を書いてるの?」



A「あ〜、今はね。」





そう。私は、高校生ながらに小説を書いている。


どこに応募したりする訳でもなく。


いつかは、私の書いた物語を届けたいと思っているのに、


自信の無い私は、その勇気がない。


いつだって私は好きなことを好きと言えたことがなかった。


だけど、美香はそんな私に気づいていて私の綴る話を読んで泣いてくれた。笑ってくれた。


だから、美香だけは私が物語を書くことを知っている。





美香「A??」



A「!!あ、ごめん。ぼーっとしてた笑。」



美香「しっかりしてよ〜笑」





今までと変わらずに毎日を過ごして、早くもLIVEまで後2日となった。

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作者名:こま | 作成日時:2020年10月11日 15時

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