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27の段。 ページ28

怪訝な表情を浮かべる賊の男達。
さっきまでの健気な女が嘘みたいな口の悪さと態度だ。

実際嘘なのだからそう捉えられても仕方は無い。

その一瞬の間にまるで無重力のような軽いジャンプを見せたかと思うと、前に居た男にドッ!!と飛び蹴りを入れる。

蹴りの勢いは凄まじく、そのまま入り口の戸に突っ込んだ男は、顔こそ上げたものの立ち上がれそうにはない。


周りの男たちに緊張感が走る。
バッ…と彼女の方へ振り向き、武器を手にして構える。

「お前っ…お前、ただの娘じゃねェな!!」と叫ぶ男に、ゴキっ…と首を鳴らしながら手の紐を力ずくで外すA。

ぷらぷらと手を払い、目で獲物を捕える。

人数はざっと数えて7.8人。
体格的にも体力的にも、ギリギリ倒せるかどうかのラインだ。

ふぅ…と一息ついてから、ニィッと笑う。



「女の嘘はアクセサリー、…知らなかった?」

『ッテメェ!!お前らァ顔に傷つけてでもあのクソアマ捕まえろ!!!』

『オラァ!!!!』

「はは、よっ…と…っ、オラ!!」

『ぐぁっ、』

『おごっ、…ぎ、っ…!?』

『なッなんだよコイツ…何者なんだよ…!?』

「てゆーか、そもそも私最初から町娘なんて言ってないけど。」

『っへへ、余裕ありげだが…隙ありだぜ!!』

「っ…やば、…?!」

?「君、咄嗟に行動するのはいいがもう少し後先考えて動いたらどうなんだ?」



不意打ちを喰らいそうになり身構えたその瞬間、降ってきたのは攻撃ではなく呆れた一言だった。

恐る恐る目を開けると、茶色の髪を高く結っているこれまた顔の整ったイケメンと目が合う。

どこかで見た顔のような気もしたが、こんなイケメン1度会ったらそうそう忘れることは無いはずだ。


「あの…、?」と名前を聞こうとして、ビュンと横を掠った手裏剣にここが殺伐とした戦場だということを気付かされる。

すぐに体勢を整えて立ち上がり、助けてくれた男と背中合わせで構えた。














?「気にならないんですか?私のこと。」


「きっ気になりますけど……とりあえず味方でいてくれるなら、話は後ってやつで…。」


?「はは、いい心がけじゃないですか。」



.

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み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - あまねさん» 嬉しいありがとう(^_-)-♡ (11月10日 2時) (レス) id: 2818f71099 (このIDを非表示/違反報告)
み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - れなさん» わー!ありがとうございます!きまぐれ更新なので気長に付き合ってくれると嬉しいです!!高学年のと絡み!!!四年生とか絡みやすそう!!!!頑張ります!!!! (11月10日 2時) (レス) id: 2818f71099 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - すき (10月27日 14時) (レス) @page33 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - めちゃくちゃ好きです、、お時間のある時更新お願いします!文才が天才すぎて、、もっと高学年との絡みとイチャイチャ沢山みたいです()完結までついていかせてください! (10月21日 5時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - ふれあさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!続きをたくさん更新できるように頑張りますので、これからも読んでいただけると嬉しいです( ˊᵕˋ )♡ (2023年5月15日 12時) (レス) id: 2818f71099 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:み ゅ ー ぽ む 。 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年4月14日 3時

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