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21の段。 ページ22



「遅いなぁA。」



一方その頃。
門の前では、Aを待っている七松と、見送りに来た土井、小松田が待っていた。

ほうきに頭を乗せて「いいなぁAさん。僕も任務に参加してみたいですぅ…」なんて呑気な小松田をよそに、「大丈夫かなぁ」と心配する土井。

タカ丸を紹介したのは良かったが、上手くやれているだろうか。
とはいえあのコミュニケーション能力の高いタカ丸の事だから、変にこじれるなんてことは無いと思うが。

伝えていた時刻から少し経っていて、きょろきょろと辺りを見渡す。


すると、「あっみなさんもう待たれてますよ〜恥ずかしがらずにほら!」とタカ丸に手を引かれて来る綺麗な女性が見えた。



タ「じゃーん僕の自信作、結い上げスタイル巻き髪バージョンでーす!」

「えっ、えへへ…どうかな…ってあれなんで土井先生まで?」

土「これはまた…可愛ら、

小「えぇ〜!Aさんとっても可愛らしいじゃないですかぁ!練り香か何かもつけてますか?いい香りがします!」

土 …。」

「小松田くんよく分かるね…さっきシナ先生に会ったら付けてくれてさ。でもやっぱ慣れないや。」

小「そうですかぁ?僕はとっても素敵だと思いますよ?」

土「ごほんっ。…この香りは、六種の薫物のひとつ梅花。春らしい爽やかな匂いが特徴なんだが…うん、私もAさんによく似合っていると思うよ。」



そう言って結った髪の毛に触れ、優しく微笑む土井。

二人の褒め倒しに、「うぇっ、…」と変な声が出て俯く。

この時代の男はみんなキザなのだろうか。
少なくともAの周りにいる人達は褒め上手が多いらしい。


顔が真っ赤になって、避難するように「いやぁみんな褒めすぎだよ!ねぇ小平太!?」と強引に七松に話を振る。

あの元気で無邪気な知能のあるゴリラ七松のことだ。
見た目や匂いが変わったところで、彼はベタ褒めなんてしないはず。

…なんて思っていた矢先、七松はぐいっとAの顔に身体を寄せる。















小「私もいいと思うぞ!この紅の色も私好みでよく似合っている。まぁ強いて言うなら…、これだけ綺麗だと町で浮いてしまうんじゃないか?」


「……ッねぇ、…追い討ちじゃん…!!」


タ「なんやかんや七松先輩みたいな天然タイプがいちばん恐ろしいってことですね〜。」



.

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み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - あまねさん» 嬉しいありがとう(^_-)-♡ (11月10日 2時) (レス) id: 2818f71099 (このIDを非表示/違反報告)
み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - れなさん» わー!ありがとうございます!きまぐれ更新なので気長に付き合ってくれると嬉しいです!!高学年のと絡み!!!四年生とか絡みやすそう!!!!頑張ります!!!! (11月10日 2時) (レス) id: 2818f71099 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - すき (10月27日 14時) (レス) @page33 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - めちゃくちゃ好きです、、お時間のある時更新お願いします!文才が天才すぎて、、もっと高学年との絡みとイチャイチャ沢山みたいです()完結までついていかせてください! (10月21日 5時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - ふれあさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!続きをたくさん更新できるように頑張りますので、これからも読んでいただけると嬉しいです( ˊᵕˋ )♡ (2023年5月15日 12時) (レス) id: 2818f71099 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:み ゅ ー ぽ む 。 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年4月14日 3時

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