おはようの時間 ページ2
「雅紀にぃーかずー飯ー!」
チュンチュンと鳥がさえずり、窓からはあたたかな日の光がぽかぽかと部屋を照らす。
階下から舞賀家五男坊、潤が兄二人を呼ぶ声が、舞賀家に響いた。
「おさきー」
「あ、いってらっしゃい」
そんな潤のとなりを、颯爽とぬけていったのは、舞賀家次男坊、翔。
家族で一番出発の早い翔は弟二人が起きる前に家を出ていく。
片手に弁当、片手に大きな仕事用かばんを抱え、爽やかな白シャツにスーツ姿の彼は、玄関でお高そうな革靴と格闘している
そんな翔を見送るのは、
もっぱら弁当当番の潤と、
「しょくん、いってらったい」
「ふは、行ってきます」
彼らの甥っ子に当たる、保育園児の智。
お気に入りの青いパジャマのまま、とてとてと翔のあとをついていき、「ん」、と翔からよしよしをねだる。
翔は先程のキリリとした表情はいずこへ、鼻を膨らませ顔を緩めるとぽんぽん、と智の頭を優しく撫でた。
「智くん行ってきます。」
「いってらったい」
名残惜しそうに智から手を離してばいばい、と勢いよく手を振る翔に、控えめに手を振る智。
ぱたん、と扉が閉まったら所で、隣にたっていた潤が智に声をかける。
「ご飯食べちゃおっか」
「…ん。」
潤は智の小さな手を握るとゆっくりとリビングに戻った。
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碧(プロフ) - れにゃ♪さん» ありがとうございます(*´ω｀*)更新はゆっくりになるかもしれませんが、どんどん妄想は吐き出していこうと思ってます。よろしくお願いします(*´∀｀) (2016年9月27日 20時) (
レス) id: 24fc974975 (このIDを非表示/違反報告)
れにゃ♪ - はじめましてm(_ _)m
作品見つけて 読ませて頂いています。
まだ 始まったばかりですが、続きが気になります!!
更新 頑張って下さいp(^_^)q (2016年9月27日 15時) (携帯から) (レス) id: 3190274a8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧 | 作成日時：2016年9月25日 13時
