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しーん...
「...んふふ...あははッ...くふふ 翔くん面白いね。ふふッ」
「えッ//あ、そう？//」
テンパり具合が酷かったのとふわふわ笑う彼の笑顔に櫻井はさらに真っ赤になった。
「あ、おいらはね、「大野智君」ふぇ？」
櫻井の発した言葉に智は驚いた。
「な...なんで...おいらの名前...」
そう言うと櫻井はにっこり笑って「だって君の隣の席だし」と笑って言った。
「おいらの...隣の席...。翔くん生徒会長なんだ。すごいねぇ。忙しいのにわざわざありがとう。ごめんね...げほ...ｹﾞﾎｯ」
体を起こしていた智が急にうつむきむせ始めた。
「さ...智くんッ？」
どうすればいいのか、アワアワと焦る櫻井。
やっとのことでナースコールを思いだし、押そうとするも、
智によってそれは憚れた。
「だ...いじょうぶ...ｹﾎｯごめんね。」
申し訳なさそうに櫻井を見る智。
智の金色の長い髪が、智の小さな顔を隠す。
「...ｹﾎｯ...ゲホゲホッ...ｺﾞﾎｯ...」
翔は智の薄くて細い背中に手をおいた。
智が咳き込む度に背中をさする。
櫻井の触れた智の背中は、予想以上に細く小さかった。
「大丈夫。大丈夫。」
数分後、智は少しやつれた顔で翔に笑いかけた。
「ごめんね。ありがとう。」
「いいっていいって。謝ることなんてないし。」
翔の言葉に一瞬驚いた表情をした智。
そしてまた、ふわりと笑った。
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羅瑠亜(プロフ) - 美唯さん» 毎度毎度本当にありがとうございます。ほんとにもう...励みになります。お話も終盤に差し掛かって参りましたのでどうぞ最後までご愛読くださいませ。 (2015年11月1日 23時) (
レス) id: 56711be44c (このIDを非表示/違反報告)
美唯 - 続き楽しく読ませてもらいました。また続き楽しみにしてます♪ (2015年11月1日 22時) (レス) id: 14862b15c0 (このIDを非表示/違反報告)
羅瑠亜(プロフ) - 美唯さん» ありがとうございます。なるべく早めに更新します！ (2015年9月10日 18時) (レス) id: 56711be44c (このIDを非表示/違反報告)
美唯 - 続き楽しみにしていますね(笑) (2015年9月10日 14時) (レス) id: 14862b15c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧 | 作成日時：2015年9月8日 23時
