社畜の私は推しを守る力を手に入れられたらしい。Ⅷ (ページ13)

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第245話超絶過保護ページ13

貴女「ヤダ」

マルコ「やだじゃねぇよい」

もうこの会話は何度目か

3日は続いているこの会話はもちろん答えは分からない

貴女「気持ち悪いけど宴参加する」

どうしても宴に参加したい私と

マルコ「ダメだよぃ。吐いちまうだろ。船に戻りゃ栄養剤だのなんだのがあるから良いがコッチにはねぇんだぞ」

超絶過保護になってしまったマルコとの口論

いや、元々過保護気質はあったよ？

エース「まだやってんのかよ2人とも…」

おそらく、ほぼ確実にそうだろう。というナースの言葉の通り
マルコの診断の元私は妊娠していることが発覚した

症状的にも3ヶ月くらいだろうと

だからって…

貴女「宴に出るなはやりすぎだと思うんだ!?」

マルコ「出てどうすんだよぃ」

貴女「え？呑む」

マルコ「ほぅ？」

マルコの拳が握られ慌てて口を噤む

マルコ「妊娠中は酒は厳禁だよぃ！このアホンダラ」

貴女「それだとしたも最後のお酒がけ、結婚式の時なんてあんまりだ！こうなるって分かってたらもっと飲んだのに！」

イゾウ「お前らな…その痴話喧嘩何時まで続けんだ？さっさと復興の手伝いをしろよな」

イゾウは、全てが終わっていい意味で変わった

元々若干毒舌気味ではあったけど
色々吹っ切れたって顔してる

寿命も変に消耗されてないしいい傾向だ

エース「カイドウんトコの奴らはどうすりゃいいんだ？」

兄さんにあげた寿命だってルフィに感化されたのか倍以上に伸びてる

イゾウ「埋めとけ」

マルコ「アホか。降伏すんなら復興の手伝いをさせるに決まってんだろ。そもそもアイツらはカイドウのガキの言うことなら聞くんだろぃ？」

貴女「反対するわからず屋は？」

イゾウ「それこそ埋めりゃいい。人柱ッてモンがワノ国にはあるんだしな」

貴女「ヒトバシラ…楽しそう！私もやる！」

マルコ「ちっとは大人しくしててくれ頼むから」

私の寿命は余程のことがない限り伸びることは無い

貴女「じゃぁがれき撤去くらいは…」

イゾウ「セラ、まだ3ヶ月だろ？安定期は5ヶ月からなんだ。あんま動くとこは得策じゃない」

貴女「そうかもしれないけど暇すぎて溶ける」

安定期云々出産予定日云々はここ2日で耳にタコができるほど聞かされた

イゾウ「…動けそうなら、1つ頼まれてくれるか？ただのお使いだからマルコだって嫌とは言わねぇだろ？」

マルコ「重たいモン持たせなけりゃな」

実質OKだ

貴女「任せて！何すればいい？」