第194話 また明日 ページ47
貴女「う、わ、何これ！綺麗！」
マルコの部屋でマルコのベッドの上で抱え込まれている私はマルコから渡されたキラキラと輝く貝殻を両手に乗せていた
マルコ「魚人島で貰ったんだよい」
貴女「えっ、何時！？」
なんてったって魚人島は上陸して即戦闘からの宴、解散と言う超スピーディツアーだったんだ
そのどこにこんな綺麗な貝殻を渡される時間があったんだか
マルコ「ネプチューン王にな、お前のこと伝えたら渡されたんだよい」
貴女「オヤジと話してた時？」
マルコ「嗚呼」
なんという…
貴女「色々多めに積まれたのソレが原因だったりしない？」
私がそういえばクック、と喉の奥で笑いながら頭を撫でてくる
マルコ「王宮の奴らからのはソレはあるだろうがその他のモンはオヤジが皆大好きだからだよい。毎回多めに積んできてたんだ」
つまり竜宮城にはこの関係が知れ渡っていると
となるともうあの海底都市中に知られていてもおかしくないんじゃないのねぇ
貴女「オヤジが好きってのは…分かるけど…」
すりすりと貝殻を撫でながら何となくいたたまれなくて指遊びをする
マルコ「嫌だったかい？」
貴女「…ヤじゃないけど…あ」
マルコ「うん？」
ルフィにマルコのこと言うの忘れてた
貴女「それなら、ルフィにマルコのこと紹介すればよかったなって…まぁ多分ワノ国で会えると思うけど」
マルコ「アレはそういうの分かんのか…？」
貴女「…うーん…恋愛経験はゼロだけど結婚とかは知ってるんじゃないかなぁ」
なんたってボア･ハンコックがルフィにメロメロだったわけだし…あんな生活してても結婚とか…
貴女「分かるのかなぁ…」
マルコ「おいおいおい…まぁ、心配いらねぇと思うがねぃ」
貴女「なんで？」
マルコを見上げればマルコは少し苦笑い気味に私の額にキスを落とした
マルコ「おっさんはお前の知らねぇトコで色々手ェ回してんだよぃ」
貴女「ルフィと話したの？」
マルコ「いいや？でも察せそうな奴もいたしな伝わってんだろうよい」
頭良さそうな子はいたけど
よくわかんないや
マルコ「今海の上は夜だよい。このままここで寝ちまうか？」
貴女「んー、そうする」
何となく、今日はマルコと一緒に寝たい
与えられた私の部屋で寝ることはあんま無い
兄さんの部屋か、マルコの部屋、オヤジの部屋、オヤジの膝の上、船のいたる場所が私の寝床だ
ころんと寝転ばされて笑えば瞼にキスを落とされる
貴女「なぁに、甘えた？」
マルコ「かもねぃ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 174人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
セラ(プロフ) - りょくちゃさん» そんなっ文才も何も無いのにッありがとうございます！不定期更新で申し訳ないのですが頑張ります！ (2022年11月16日 21時) (
レス) id: 644a1241d8 (このIDを非表示/違反報告)
りょくちゃ(プロフ) - 天才ですか？1番最初から見てきたんですけど、あの、最高すぎなんですけど？(())感想とか書くの初めてで、どう書いたら良いのか分かんないですが、とりあえず頑張ってください！！！＼(*⌒0⌒)♪応援してます☽︎︎.*·̩͙ (2022年11月14日 3時) (レス) @page6 id: 4cdf8f7710 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：セラ | 作成日時：2022年11月4日 12時
