二回目 不審死少女の謎を追え⚠オリジナルミッションと捏造⚠（1） ページ8
「転送完了！」
「ありがとう、今回の任務内容は？」
「今回の任務、CASE134は人気のあれへん森でナニカにズタズタにされ亡くなった 少女、サユリ(10)の救出でんなぁ！」
「オーケー、理解理解」
まぁ、まずはサユリちゃんを探さなくちゃだね。
「木しかない…あ、これウルシじゃん。長袖にしよ」
ウルシという皮膚に触れるとかゆくなるらしい毒をもった植物。
わたしの事故で巻き戻すことなんてしたくない。
まくっていた袖を戻して、長袖スーツにする。
少々大きめなので、萌え袖になる。
動きにくい！！クソったれ！！
「…シロホン、サユリさんの特徴は？？」
「えーと…黒髪を低い位置でまとめて、赤いランドセルに、黒いワンピースに長そでのアンダーシャツ、白い運動靴を履いてる！」
「うん、ありがと」
少女を探し続け数十分
人気が無い。しんと静まり返った森。昼間なのに薄暗く、とても不気味。
怖い気持ちを意思で押さえつけ、森の中を歩き、ようやくそれっぽい人を見つけた。
「ねぇ」
「はい！？」
「きみが、え〜と、サ、ユリ？」
「え、あ、はっ、はいそうですけど…。なんで名前知ってるの？｣
「あっ！ああー、えーーとえと、わっ、わたしはA！お名前はね〜…。」
やべ、言い訳思いつかねぇ。
「えーとね、わたしがパッとここで考えました！」
「えー！すごい！名前当たってる！！でもねお姉ちゃん、この森は危ないんだよ？悪いことは言わない。帰った方がいいよ｣
「なら聞くけどサユリもどうしてここにいるの？？服装から見るに…小学生でしょ？」
「……その、えと、わたし、誰もいないところがおちつけて…｣
「なんで？」
「お姉ちゃんだから話すけどね、学校でいじめられてて、今日、学校サボってここに来たの」
わたしの、昔のわたしのようだ。
「え？でも、学校から連絡行く…よね？親御さん、心配するんじゃないかな？」
「親はいないよ。わたし寮住みだから｣
「…ごめん、いやな話させちゃったね」
ぽんぽんと頭をなでれば、
「うーうん！話聞いてくれただけでも嬉しかった！」
「そっか。きみは心がきれいなんだね。」
そんな人ほどいじめられやすいこの理不尽な社会。
「森を出よう。…あ、家とか学校に連れて行くわけではないからね。気分転換でもしに行こう」
「いいの！？ありがとう！」
この子にはなぜか親近感がわく。
「じゃあ、行こうか」
早いとこクリアして、警察に相談して、気分転換にどこか連れだそう。
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萩野千紗 - 占ツクこそ正義さん» 感謝の塊です…(*´ω`*) (10月11日 19時) (
レス) id: b92ecbc300 (このIDを非表示/違反報告)
占ツクこそ正義 - 面白いかったです！みならわせていただきたいぐらい！！ (10月9日 10時) (レス) @page5 id: 5653eb9b89 (このIDを非表示/違反報告)
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