ミンゴ妹 ページ32
*
あれからキラーくんと色々話してみれば、キッドくんの事とか、その他生活の事とか
結構な苦労人のようで共感できる部分も多く、私と彼はすぐに打ち解けた
「そう言えば、キッドくんとルフィくんは友達なんだね」
「そうそう、だから俺達キラーには結構世話になることが多かったな」
「三人とも知り合いだったんじゃん...教えてくれてもよかったのに」
病院へ向かう途中にルフィくんとキッドくんが通う小学校があるので、四人でルフィくんをお迎えに上がる
最近は全然会う機会無かったから忘れられてないといいけど____
「あ、ルフィだ!!」
エースが突然隣で大声を上げたので振り返ってみれば、丁度友達と校門で別れたルフィくんがこっちへ歩いてくるのが見える
エースくんの大声にルフィくんもこっちに気付き、それはそれは嬉しそうに駆け寄ってくる
「サボ!!エース!!今日はキラーもいっしょなんだな!!」
「おいおい、ルフィ...一人忘れてねェか?」
にしし、と大きなお口で笑うルフィくんはエースの言葉に首を傾げる
私がひょっこりとエースの背中から顔を出すと、ルフィくんはあっと声を上げて私に飛び付いてきた
「ミンゴ妹〜〜!!」
「Aだよ、いい加減覚えてねルフィくん」
「わかった!ミンゴ妹」
ひさしぶりだな、と笑う彼はモンキー・D・ルフィくん。エースやサボの弟分で、彼らと一緒に住んでいるガープさんの実の孫らしい
そんな彼は私のことをミンゴ妹と呼ぶ
多分、前に会ったドフィが印象深すぎたんだろうなぁ...トホホ
「今日はキッドの見舞いにいくぞ!」
「あれ、エースはキッドくんのこと知ってたの?」
今日写真を見せたとき、サボはキッドくんを初めて見たという反応だった
確かに、キッドくんとルフィくんは友達だと言っていたけど...
「サボはあんまりルフィの交友関係知らねェからな、それはおれ担当なんだよ」
「交友関係がおれ担当ってなに」
何となく意味不明の発言を聞いた後、私たちは病院へとむかう
早くローくんに会いたいな
あの子の照れ笑いを思い浮かべれば、自然と私の病院へ向かう足取りは軽いものになった
142人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
RIOT(プロフ) - さばちゃん@かんづめさん» コメントありがとうございます。更新の励みになります! (2019年12月10日 16時) (レス) id: f952b08383 (このIDを非表示/違反報告)
さばちゃん@かんづめ(プロフ) - ショタのローが可愛くて好きです!!更新楽しみにしてます! (2019年12月3日 22時) (レス) id: 913017553b (このIDを非表示/違反報告)
RIOT(プロフ) - 最新型のうさぎさん» コメントありがとうございます!これからまだ色んなキャラを出していこうと思っているので、楽しみにして貰えると嬉しいです! (2019年11月14日 21時) (レス) id: f952b08383 (このIDを非表示/違反報告)
最新型のうさぎ - すっごい面白いです!!!尊い!!!推しが!!!たくさん!!!(語彙力崩壊)毎日覗きに来ますね!!!!!! (2019年11月14日 16時) (レス) id: e04dff07ef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:RIOT(別垢にいみ) | 作成日時:2019年11月13日 12時