大乱闘 ページ22
*
完全にベラミーに目をつけれらた私はうまくその攻撃を交わしながら近くの敵をズパズパ斬っていく
どんどん斬ってまずは敵を減らそう
そう、思ったのだけれど＿＿＿＿
「なにこれ...人の壁？！」
「何だコイツら、まるで軍隊...！！」
なんと、何人かの屈強な選手たちが協力して軍のように隊列を作って戦っている
バトル・ロイヤルって言葉を辞書で調べて出直してきてほしい、全く
「そういうの、バトル・ロイヤルとは言わねェべ」
「死後に好きなだけ我々を卑怯と罵るがいいガマハハハ！！」
「最悪...」
メラメラの実を欲するあまり、正々堂々戦うことを忘れるなんて、闘士失格だ
でも、ルール上では反則に当たらないからそこが痛いとこ
地道に目立たないように敵を減らして、最後に大将を取るしかないかな
「(偽名を設定してください)〜〜〜！！やれやれ〜！！」
「むぎわ...じゃなかった、ルーシー屋さん声大きい...！」
麦わら屋さんの人一倍大きな声援は、リング上の敵の視線を一斉に私へと向けた
もう、ここまで来たら存分にやるしかない
鞘から抜かれた刀身を、敵へと向けて構える
「何だ？何する気だあの女」
「所詮ただの一般参加だろ？冷やかしで死にに来たのか！？」
「死にになんて、来た覚えはない」
いつもとは違う、少し赤みを帯びた刀身はヌラヌラと滴る血のような色をしていて
使うこっちも、ゾッとする
新世界で渡り合っていくために
大切な仲間を、船長を守るために磨きあげた刀技
今、ここで＿＿＿＿
「
十人程の合間を、刀を振るいながら駆け抜ける
幻影も見せない、何が起こったのかも分からないうちに
相手を死に至らしめる技＿＿＿
せいぜい、あの世で私に大口叩いたことを後悔すればいいと
バタリ、と次々倒れていく屍に思いっきり舌を出してやった
「べェ〜〜ッ♡」
「なんと！一般参加の美人女剣士、(偽名を設定してください)〜〜！！
その小さな体で何人もの大男を薙ぎ倒す！！
強い、強すぎる！！そして美しい〜〜！」
「いいぞ〜〜！(偽名を設定してください)！もっとやれ〜〜！」
さまざまな選手たちが凌ぎを削る、コリーダコロシアム
戦闘も佳境へと入り、私の握る刀も血に染まり始めた頃＿＿＿
「やっぱり、あのカッコ良さは...A先輩に違ェねェだっぺ〜〜...！！」
その正体に気づく者が一人
「まさか...あの女性も...！君と同じ"最悪の世代"のAなんじゃないのか！？"麦わらのルフィ"！！」
また一人＿＿＿
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睡眠丸 - 本当にめちゃくちゃ面白い作品ですね！！一番初めのところから読ませていただいていますが、飽きるところがないです！！これからも更新頑張って下さい！応援してます！！長文失礼しました！ (2019年9月14日 20時) (
レス) id: 4e8951a1b9 (このIDを非表示/違反報告)
RIOT(プロフ) - エースファンさん» コメントありがとうございます！名前の()無しは最新話の二行目でしょうか？ここは(偽名)になっているので、偽名の設定をしていただかなければ、名前という表示になるように設定してます！紛らわしくてすみません...！ (2019年9月6日 7時) (レス) id: f952b08383 (このIDを非表示/違反報告)
エースファン - 名前が()されていませんよ。そうしないと入力した名前が出来ないと思います。以上です。面白い話なので、更新頑張ってください！ (2019年9月6日 6時) (レス) id: 02823b3e8b (このIDを非表示/違反報告)
明煌羅(プロフ) - 続々編ありがとうございます！楽しみにしてました！ (2019年9月4日 16時) (レス) id: e8cddd2bcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RIOT(別垢にいみ)
| 作成日時：2019年9月4日 16時
