人喰いとハイエナ ページ21
*
「すっごいブーイング...」
私の後に紹介された"人喰いのバルトロメオ"という男
彼は私たちの後輩にあたる、今を煌めく超新星＿＿
そっか、私たちが"最悪の世代"だなんてチヤホヤというか、ビクビクされてたのも二年も前の話なんだ
あの頃はまだ私も1億ベリー代で喜んでたひよっこだったなぁ
そんな私も今では、世間で立派な4億超えの極悪犯罪者の仲間入りだ
"キッド"、"ロー"、"A"
この三人の名前を聞けばいい噂はない、と言われるくらいだ、全く失礼
「あ、あの...貴方様はもしかして」
「ん？...私？」
腕組みをして、チューリップのような髪型のユースタス屋さんや、船長の悪人面を思い返していると＿＿＿
話しかけてきたのは、例のバルトロメオくんだ
最悪の世代にも負けず劣らない悪人面の目をキラキラさせながら、私の前でモジモジとしている
「い、いや！やっぱり何でもないですっぺ！」
「ぺ？」
この子予想以上に、鈍りすごい＿＿＿
失礼します！と予想の斜め上を行く丁寧さでバルトロメオくんは嵐のように去っていった
一体、なんだったんだろう
でも礼儀がちゃんとしてるからいい子なのかな
また後で話しかけてみよう
そう思っていると、突然肩に衝撃が走り体がよろけた
後ろには3メートル程の大きな体の男が立っていて
その体には、昔見たのと同じ"ドフラミンゴ"の海賊マークが刻まれていた
「おい、どけ...女」
「む」
こいつもドフラミンゴの部下＿＿＿
この人相の悪さ...前に手配書で見たことがある
確か、ハイエナのベラミー
「お前...ドフラミンゴが持ってた手配書の」
サングラスを外し、私の顔を凝視したベラミーはそう呟きそうになって
私の能力によって、それを封じられる
「う...ぐ！？」
「それ以上言ったら、ドンキホーテファミリーの幹部になんてさせないけど」
＿＿＿こんなに早くバレるなんて
私はベラミーの周辺の遮断した酸素を、怪しまれないうちに復活させた
はぁ、と大きく息を吸ったベラミーは私を鋭く睨んでくる。その姿は、まさにハイエナ＿＿＿
でも、この戦いで彼を逃がせば、ドフラミンゴに居場所がバレる...
「私を見つけ次第、ドフラミンゴに連絡...そういう事になってるでしょ？」
「まさか、こんなところに"標的"が居るとはな...」
逃げられないのなら、こっちが逃がさなければいい話
「Bブロックの139人のバトル・ロイヤル！！
生き残れるのはたった一人＿＿＿今開戦の
ゴング〜〜！！」
血濡れた戦いのゴングが鳴り響く
私の邪魔は、誰にもさせない
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睡眠丸 - 本当にめちゃくちゃ面白い作品ですね！！一番初めのところから読ませていただいていますが、飽きるところがないです！！これからも更新頑張って下さい！応援してます！！長文失礼しました！ (2019年9月14日 20時) (
レス) id: 4e8951a1b9 (このIDを非表示/違反報告)
RIOT(プロフ) - エースファンさん» コメントありがとうございます！名前の()無しは最新話の二行目でしょうか？ここは(偽名)になっているので、偽名の設定をしていただかなければ、名前という表示になるように設定してます！紛らわしくてすみません...！ (2019年9月6日 7時) (レス) id: f952b08383 (このIDを非表示/違反報告)
エースファン - 名前が()されていませんよ。そうしないと入力した名前が出来ないと思います。以上です。面白い話なので、更新頑張ってください！ (2019年9月6日 6時) (レス) id: 02823b3e8b (このIDを非表示/違反報告)
明煌羅(プロフ) - 続々編ありがとうございます！楽しみにしてました！ (2019年9月4日 16時) (レス) id: e8cddd2bcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RIOT(別垢にいみ)
| 作成日時：2019年9月4日 16時
