学園の王子に目付けられた！！6【stxxx】

270話〇 ページ32

貴方side

『ごめん、お待たせ！』

莉犬「あ...うん」

『...？どしたの？なんかあった？』

莉犬「あ、ううん！なんでもない！」

『そっか...？』

るぅと「はやく帰りましょ」

『そうだね〜』

ーーー

「「「「............」」」」

『あ、あの...？皆さん...？』

ななもり「......っ、どうしたの？」

『あ、いえ、なんでもないです.,.』

皆どうしたんだろ...すごい上の空だし

しかも皆何故かついてくるし...





『...あ、じゃあ、また明日...』

ジェル「おう、また明日な」

さとみ「じゃーなー」



ﾊﾟﾀﾝ




『...なんかあったのかな』

いつも1番うるさいころん先輩が一言も話してなかったし、ジェル先輩も今日はすべってばっかだったし...

私、何かしちゃったかな...？

ーーー
ななもりside


ﾊﾟﾀﾝ


Aが家に入っていくのを6人で見届ける

ななもり「...皆、今日の夜俺の家集合」

5人「了解です」



5人が一斉に走り出したのを見届ける


さて、俺も早く家に帰ろう


にしても、Aに好きな人...しかも俺らの中に...？


んーまぁ、俺はある程度目処はたってるんだけど


皆にはまだ言わない方がいいよね

ーーー

さとみ「うぃーす」

ジェル「お疲れーす」

ななもり「いらっしゃーい。るぅとくん達もう来てるよ〜」

19時。今日は皆泊まるつもりで来たみたい

莉犬「......この中の誰か、ってことだよね...」

全員、沈鬱な顔して俯いている

るぅと「...ぶっちゃけ、自分脈アリだなって人います？」



ｼ-ﾝ...



さとみ「...となると、好きになったのは割と最近...？ってことか」

るぅと「えぇっと、じゃあ逆に自分絶対ないわって人は？」

すとぷり「はい」

皆一斉に手を挙げた

るぅと「......だめですね」

ころん「とゆーか、僕達がこんな悩む必要ないんじゃね...？」

ジェル「確かになあ」

さとみ「誰が選ばれても恨みっこなしって決めたからな」

莉犬「じゃあ、この話はAが話してくれるまで待とう！ね、なーくん？」

ななもり「うん、そうだね。じゃあ今日は久しぶりに6人でお泊まり会にしよっか」

ころん「とりあえず僕ご飯食べたーい」

莉犬「俺も」

さとみ「めっちゃ急いできたからなんも食べてねえわ」

ななもり「んふふ、じゃあ6人分用意してもらってくるね」

るぅと「ありがとうございます！」


ﾊﾟﾀﾝ



ななもり「ふぅ...」


漸く、決着が着くんだな







ななもり「頑張ってね...ころちゃん、A」

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