学園の王子に目付けられた！！4【stpr】

169話● ページ23

貴方side



こゆき「ﾆｬｯ」ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ

こゆきがずっと肉球でほっぺたをぺちぺちして起こしてくる。毎度恒例の起こし方である

可愛いー！なんて言って抱きしめてあげたいけど今はそんな余裕がない。でも、こゆきが起こして来るってことは何かあったのかも



『あ〜…もう15時半…？こゆき昼ごはん食べてないのか』



きっと、るぅとくんは朝ごはんの分だけ出して学校に行ったのかもしれない。



『まってね…今からご飯出すからね…？』



そう言ってベットから降りようもするが、頭が痛くて中々立ち上がれない

病院行けばよかった私のばか…



こゆき「ﾆｬｧ〜…」



心配そうにパジャマを噛んで引っ張ってる
ありがとうこゆき、可愛い癒しをありがとう()



『よぉ〜し、ご主人様頑張るぞ！』



とは言っても痛いもんは痛いし
でも、こゆきにお腹空かせたまんまにするわけには…



『あっ…!!』


やっべつまづいた



『いたぁい…』


体も動かないし頭も痛い




こゆき「ﾆｬ」



頬を舐めてくるこゆき
どうしよう、意識が飛んでく…
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さとみside





莉犬「ほんとにあんな事やこんな事はしてないのね!?」

るぅと「してない！」



帰りにみんなでAの家に寄って看病する事にした
みんなの手にはそれぞれコンビニで買ってきた物
大体のヤツらがプリンだけど…



ころん「あいつ今月で何回風邪ひいた？」

ななもり「5回ぐらい？」

ジェル「草」



そしてあっという間に家に着いたのだが…



莉犬「まってなんか聞こえる…」

莉犬がそう言ってドアに耳を傾ける
確かに、猫の鳴き声がする





ころん「まずは開けないとだめっしょ！」ｶﾞﾁｬ



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さとみ「A!?」

るぅと「なんかまた倒れてる!!」




倒れていた。

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