学園の王子に目付けられた！！2【stpr】

93話● ページ45

貴方side




翌日




ころん「あ”あ”勉強でぎね”ぇ”」

莉犬「社会わかんないようわあ”あ”あ”ん」


現在私たちは生徒会室で勉強している
2週間後のテストに備え、復習をしていた


るぅと「ははwいい気味ですね〜w」←トップ

ななもり「ちゃんと勉強しないからだよね」←トップ


ここでもまた、争いが起きた
うちには1学年トップのるぅとくんと生徒会長のななもり先輩がいるもんな


ジェル「Aは苦手な科目あるん？」

『私は〜…理科と数学が苦手なんですよね』




その時、彼らのセンサーが反応した





るぅと「じゃあ、僕が教えますよ！」

『まじ？』

ななもり「いやいや、俺が」

さとみ「数学は無理だけど理科なら余裕」

ジェル「いやいや、さとみが教えたらろくなことにならないだろ」



何故かあらそい始めた
いやいやいや、勉強は？



ﾋﾟｺﾝ



ふと、私のスマホに1件の通知が
みんなは争っていて気づいていないみたい
いいや、休憩しよ

そして、スマホを開きLINEの画面を開くと
最近よく絡んでくる櫻井くんからのLINE



三波テスト勉強一緒にできる?



どうやら向こう側もテスト期間のようだった
正直思えばこいつらと勉強したらいつまで経っても争ってるだけだし

櫻井くんと勉強したら集中できる説
じゃあいいか()




Aいいよ



すぐに返信が来た


三波まじで!?明日からでいい?

Aいいよ



櫻井くんの文章を見ると可愛いなぁ、と和む
あの猫目でクールな櫻井くんが実は見た目とは真逆の性格だなんてね



ｽｯ



『あ、私のスマホ…』


上からスマホを取り上げられた






さとみ「なんだおまえまだあの三波ってやつとLINEしてんの？」

ころん「三波！？は？しね！！！！」

『連絡くらいいーじゃないですか( ˘･з･˘)』

るぅと(ほっぺぷーってしてる…可愛い)


莉犬「なんで遠征先で仲良くなった奴とテスト勉強するの！？」

ななもり「しかもライバル校」

『そんなの私の勝手だよ…』

ジェル「お父さん許しません」




何様のつもりだ

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