学園の王子に目付けられた！！2【stpr】

85話● ページ37

莉犬「そういや、ころちゃんとさとみくんの彼女さん達今日から復帰だよ」

『えっ…』


じゃあ、もしかしたら今朝のは菜々緒先輩達の仕業？
やっべー私は生きていけるかな()



莉犬「大丈夫だよ！俺達がいるから！」

『ありがとう莉犬』

莉犬「えへへ〜」


けど、やはり怖いですよね
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



『やっちまった…』



美術の時間にカッターを使っていたのだが、ここでも馬鹿な私。誤って指を切っちゃいました

莉犬にバレて保健室に行って！と無理やり美術室から追い出された

お母さんかな？



まあ、今の時間帯に保健室は先生だけでしょう
ん？フラグ？知らないそんなの



『失礼しまーす…』



そっとドアを開けたら



さとみ「ｽｰ…」



＼＼ なんでいるの？ ／／
てか今授業中だよね？なんで呑気に寝てるの？馬鹿なの？昨日テストで3位以内に入ったらデートするって言ってたよね？？？あれ？？？

ま、まあ…起きたら面倒だし絆創膏を貼ったらすぐに戻ろ



『…っと、これかな？』



絆創膏をみつけ、立ったままだと貼りにくいので…
ってソファで寝てるか。

じゃあ、ベッドに座って貼ろう



ってか、あいつ本当に先輩なの？
授業中だろ…なんであんなやつがモテるのか疑問( -᷄ ω -᷅ )


なんて思いながら絆創膏を貼ろうとしたそのときだった



さとみ「なーにしてんの」

『あ』



先輩が起きちゃったみたい
さっきまで寝ていたのになんで今起きたんだよタイミングぅ()



さとみ「あ、指怪我してる」

『ちょっとやらかしちゃって…』

さとみ「…」



怪我した指を掴み、それをじっと見つめてる先輩
あの？早く帰りたいんですけど



さとみ「…ﾊﾟｸｯ」



なんてこった
指を口の中に入れやがった



『ちょ、先輩！…っていたぁ…』



じわじわと染みって痛い
しばらく経つと口から出してくれた



さとみ「消毒できたよ」

『もっとマシな消毒はないんですか痛い』

さとみ「消毒って痛いもんだろ…それに」





そのまま私を押し倒した









さとみ「ベッドにいるってことは誘ってるんでしょ？」

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