検索窓
今日:7 hit、昨日:17 hit、合計:671,499 hit

75話● ページ27

貴方side



正直泣きそうになった
でも、涙は言うこと聞いてくれなくて目から溢れそうになってる

みんなと目を合わせないように後ろを振り向いた



ななもり「あの、Aっ…!」









三波「ふーふー、修羅場修羅場ー」


と、櫻井くんは泣いてる私に気づいてそう言った
きっと、気を使ってくれてる


ころん「なっ…!お前は突っ込んでくるな!」






三波「だって俺、せっかく東京来たのに待たされても憂鬱だし?それに、マネージャーちゃんも困ってるよ」

三波「嫌がってるのにしつこく接して楽しいのー?少なくとも俺は楽しいとは思えないよ」

三波「好きな子を困らせたくないならそーゆーの辞めたら?」

三波「それに…関わって欲しくないのって君達にも原因があるんじゃないのー?」


ころん「っ…」




と、言いたい放題な櫻井くん
今は何も考えたくない




三波「ほら、行こ?」


私の手をやさく引いて学校から離れて行く
私は後ろを振り向きもせず、前だけを歩いていった



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


駅まで行き、人少ない電車の中で2人で席に座る
泣いてる私をずっと横で慰めてくれてる



『ごめん…ごめんっ…』


謝ることしか出来ない


三波「いいよもう泣かないで。可愛い顔が台無しだよ」


なんて臭い言葉


三波「あの人達と何かあったの?」

『…うっ…』


・・・


櫻井くんにはキス以外の話を全部言った
真面目に聞いてくれて嬉しかった



三波「よく耐えられたねw俺だったら不登校になってたかもw」

『あはは…でも、あの人達は私を好きでいてくれてるから…』

三波「優しいんだね」

『そんな事ないよ』




三波「でも、君が女友達がいないのはアイツらのせいでもあるんだよね?」

『そんな…私が最初からあの人たちと関わっていなければよかった話だよ』

三波「でもさぁ…君もメンタル結構やられてるよね」

『そうかなぁ…』


三波「俺だったら絶対そんな辛い思いさせないよ」

『…え?』




櫻井くんの言ってることに少し違和感を感じた







三波「君が良ければなんだけど、こっちの学校に転校しない?」

76話〇→←74話〇



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (257 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
708人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆずぽん - 読んでいると、ドキドキする!!! (9月23日 13時) (レス) @page7 id: 12a9c59cbb (このIDを非表示/違反報告)
こんにちはちゃん(プロフ) - てか、自分でばんそうこう持ってくればいいなって思ってしまったごめん。 (2021年12月12日 13時) (レス) @page44 id: 953f13f861 (このIDを非表示/違反報告)
フェアリー - 女ってめんどいね。最近ずっと思う。うん。(自分も女だけれども)てか脅して付き合うとか菜々緒最低やな(・・;)さとみくんところんくんかわいそう.....(´・ω・`) (2021年7月10日 13時) (レス) id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
フェアリー - ヤバい。なーくんかわいい....神かよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!! (2021年7月10日 11時) (レス) id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
あい - 櫻井くんかっこよ惚れた (2021年7月7日 15時) (レス) id: e3414a79a5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あるとん&りんりん x他1人 | 作者ホームページ:見てみた〜い?見てみた〜い?飲んでるところが見てみたい!!!  
作成日時:2019年12月3日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。