オタクJKが男性声優たちとシェアハウス。 (ページ2)

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1話出会いページ2

私の名前は、桜葉A。

高校生になるのをきっかけに、一人暮らしを始めることにしたんだけど……。

新しい家がなくて困ってる。

とりあえず私は、公園のベンチに腰を下ろした。

「どうしよう……。」

そんなとき。

「君、どうかしたの？」

そう、声をかけてくれる男性が。

「え……。」

私は顔を上げて驚いた。

だってその人は、

「鈴村健一、さん……？」

「え？うん、そうやけど……。」

私が大好きな声優さんだったから。

「どうしたの？こんな夜に……。」

「じ、実は……。」

鈴村さんに説明。

「なるほどな……。」

すると鈴村さんは、少し考えるポーズをとった。

そして一言。

「なら、俺たちの家に来ない？」

耳を疑った。

「今、なんて……？」

「だから、暮らす場所がないなら、うちに来ない？」

私が？鈴村さんの家に？

「いいんですか……？」

「うん！……あ。でも、男しかいないんだけど、大丈夫？」

「はい、大丈夫です……。」

男しかいない？

「じゃあ、知ってくれてるみたいやけど一応。俺は、鈴村健一。」

「さ、桜葉Aです！」

「Aちゃんな！よろしく！」

「よ、よろしくお願いします！」

これからの私の生活……どうなっちゃうの……！？