＊嘘のある花＊

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私には彼氏がいる。






身長が高くて、顔が小さい


話してて面白いと皆から好かれている。







初めは告白されて驚いた







私は地味で彼には似合わない。





けど、とても嬉しかったんだ。








望｢ホンマにっ!?

付き合ってくれんの？｣







｢うん｣







望｢よっしゃぁぁっ!!｣







目の前で喜ぶ彼は輝いて見えた


まるでいる世界が違うと思わせるかのように。








その時の私は、彼に似合う人間になろう。と思っていた







それからの日々は今までとは違っていて楽しいかった。






でも、




ある時から彼は変わってしまった。



いや、変わらず笑いかけてくれるし大切にしてくれる。……が、私が知らないところで


私のいないところで、私ではない誰かにもまた、私に向けた同じ笑顔を向けている。

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