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#46 ページ46
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「ただーいまー」
『あ、おかえり』
「シャワー浴びてもええ?」
『うん。どうぞ』
「ありがとー」
朝七時。
一時間以上ランニングに行っていた大毅くんが帰ってきた。
『よし、これでいいかな』
多すぎず少なすぎず、なんて考えてたせいで、料理は中々進まなかった。
最悪、今日の夕飯にしよう。
作りすぎた分のおかずを見て、そう思った。
「わっ!」
『わあっ!!』
「ふははっ、アホやん」
『ちょ、びっくりさせないでよ!』
後ろからぎゅっと抱きしめられたら、抵抗しようにもできないじゃん。
肩に乗った顎。
なあと聞こえた方を向けば、ちゅっと鳴る不意打ちの可愛いリップ音。
ああ、朝から恥ずかしい。
『…大毅くんのばか』
「バカでええし」
私の言葉に笑ったあと、すぐに気づいた料理のお皿。
「わ、めっちゃ美味しそう」
この笑顔を見れただけで、今日は幸せな一日だ。
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