Lovely Xmas【緑】

Lovely…19 ページ19

神山side







普通のキスも幸せやけど、
やっぱりそういう欲はあるやん…？


A、嫌がるかなぁ…



そう思いながらも口が開くのを待って、
舌を入れたら不器用ながらも、舌を絡めるとると
絡め返してくれたり、少し声が漏れたり。

自分を受け入れてくれたのかなって
自分でやっておきながら少し照れてまう。



でも途中で少しだけ不安の色が滲み出て。


そういえば、前に
『智くん、慣れてそう』って言ってたな。


だから、慣れてるって思ったんかな…と思って
初めてやでって言いながらぎゅっと抱きしめると
戸惑いながらも背中に手を回してくれる。




街はまるでパーティーみたいな雰囲気。

名残惜しそうに離れた体に、
少し顔が火照ってくる。








「A、また目閉じてくれん？」

『…？分かった』

「ふぅ、」






よし。頑張れ、俺！

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