Lovely…18 ページ18
神「目、閉じて」
何するんだろう。
でも、智くんなら安心できるか。
そう思って、素直に目を閉じた。
少ししてから、唇に感じた柔らかい感触。
キス、されてる?
ずっと息を止めると、段々苦しくなってきて。
それでも智くんは唇を離そうとしないから、
酸素を求めようとして、少し口を開いた瞬間に
生緩い感触がした。
それが智くんの舌だって気づくのに
時間は少ししかいらない。
舌を絡められたり、舐められたりして、
深いけど、優しい。そんなキス。
『んっ、』
恥ずかしいけど、
どこか心地よくて思わず声と吐息が漏れる。
でもそれと同時に、智くんのキスが上手いことに
慣れてるのかな…って傷つく自分がいる。
それを感じ取ったのか、キスをやめた智くんが
銀色の糸を私の唇と一緒に舐めながら
大丈夫。Aが初めてやで?って
ぎゅっと抱きしめてくれる。
何も言わなくても分かってくれるとこも、
キスが優しいとこも、
今日知った、智くんの好きなところだね。
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凛憧(プロフ) - mさん» ご愛読、ありがとうございました! (2017年8月10日 13時) (レス) id: ba266bdcdc (このIDを非表示/違反報告)
m - 完結おめでとうございます!!凄く素敵な作品でした(*´ ˘ `*) (2017年8月10日 12時) (レス) id: eaf0e87e13 (このIDを非表示/違反報告)
m - すごく面白そうな作品ですね!更新楽しみにしてます! (2017年7月31日 17時) (レス) id: eaf0e87e13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凜憧 | 作成日時:2017年7月31日 8時