Lovely…17 ページ17
神山side
『あ、雪、』
そういえば、今日は雪の予報やったっけ。
辺りに段々と白い雪が舞い始める。
Aの長いまつ毛にも雪が舞い降りて
綺麗な水滴となって溶けていく。
「A」
『ん?』
「目、閉じて」
訳の分からなそうな顔をしてから、
素直に瞳を閉じる君。
雪が舞い降りる中、少し彼女を見つめてから、
ゆっくりとキスを落とした。
きっと、いつまでも忘れないんやろな。
初めて2人で歩いた今日、初めてのデート。
初めての、キス。
毎年毎年、キャンドルに火を灯したりして
今日の思い出を思い出してみたいなぁ、なんて
柄にもないことを思ってみる。
こんな時間が、いつまでも続いたら…いいな。
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凛憧(プロフ) - mさん» ご愛読、ありがとうございました! (2017年8月10日 13時) (レス) id: ba266bdcdc (このIDを非表示/違反報告)
m - 完結おめでとうございます!!凄く素敵な作品でした(*´ ˘ `*) (2017年8月10日 12時) (レス) id: eaf0e87e13 (このIDを非表示/違反報告)
m - すごく面白そうな作品ですね!更新楽しみにしてます! (2017年7月31日 17時) (レス) id: eaf0e87e13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凜憧 | 作成日時:2017年7月31日 8時