Lovely Xmas【緑】

Lovely…2 ページ2

重岡side






「んんー！」

『伸びしすぎ笑』







あんなうるさい朝から一変、
次に襲ってくるのは退屈な授業。


そんな授業が一時間終わったというのに
伸びをしない理由がない。

疲れるんやって。







「もう疲れてんもーん…淳太の授業とか特に」

淳「重岡ー？」






げっ、唇ゲルゲ…おったんか…






淳「おるわ。あと唇ゲルゲちゃうわ。
淳太先生やろ、何回言わせんねん！」






何で分かるんや…エスパーか。


いやわざと声に出してんねんけどな。
反応がおもろいから、ついやってまうねん。






「あーはいはい。
分かりましたよーだ、淳太〜」

淳「人の話聞く気ないやろ」

「じゃあ明太子？」

淳「明太子ちゃうねん！」


ク「「笑笑」」


『ふふっ笑
中間先生、課題出して帰った方がいいですよ。
重岡にはこんなのキリがないんで』

淳「せやな。追試入れとくわ」

「何で！？嫌や！！」





ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ、ﾋﾟｼｬﾘ





「何してくれとんのぉぉぉおお！！」

『次の授業に遅れそうだもん。
追試のときはついて行ってあげるから。ね？』

「ほんまに？ほんまに？」

『あ、うん』






え、何で赤面するん。

あ、分かった！
俺が好k 友「神山くん」遮らんといて！


…って、え、俺が“神”って言っただけで
名前被ってたとしてもあんな赤なる？普通。



何やねん…何かムカつく。

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