番外編 Last ページ25
「はぁ、ほんまに
来てくれるんやろか…」
とうとう来てしまった放課後の時間。
一人屋上に残るのはきついんやけど…笑
ギィ
「っ!」
『んー?ここであってるやんなぁ…?』
そのまんまだと永遠に気づかなそうやから、
「せやで。ここで合ってる」
と、自分からAの前に出た。
『え?重岡?』
「びっくりしたやろ笑
ま、分かるとは思うけど、Aのことが好き。
神ちゃんを好きなんは知ってる。
付き合いたいとは思わんよ。応援したいし。
せやから…俺を振って下さい」
まさか、自分がこんなこと言うなんて
思ってもいなかった。
やけど、後悔なんてないし、
むしろこれで良かったと思ってる。
神ちゃんも、どっちも好きやから。
『…ごめん、重岡。
私は神ちゃんが好きだから、答えられない。
だけど、これからも友達でいてくれない?』
そんなの…
「っ、もちろん!」
こっちからそう言いたいくらいやわ。
そのあとは無事に普通に戻れて、
今ではもう完全に元どおり。
Aを好きになってよかった。
今も友達でおってくれて、ありがとな。
番外編〜重岡side〜
___Fin
70人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凛憧(プロフ) - mさん» ご愛読、ありがとうございました! (2017年8月10日 13時) (レス) id: ba266bdcdc (このIDを非表示/違反報告)
m - 完結おめでとうございます!!凄く素敵な作品でした(*´ ˘ `*) (2017年8月10日 12時) (レス) id: eaf0e87e13 (このIDを非表示/違反報告)
m - すごく面白そうな作品ですね!更新楽しみにしてます! (2017年7月31日 17時) (レス) id: eaf0e87e13 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:凜憧 | 作成日時:2017年7月31日 8時