YSSB #15 ページ16
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『あ、あの』
「？…あ、A様でいらっしゃいますか？」
『はい、そうです。
トモさんに用があって来ました』
「お伺いしております。どうぞこちらへ」
『ありがとうございます。
行こ、由紀』
「うん」
大毅さんの忠告なんて聞かずに、また今日も。
ちゃんとした格好なら絡まれないかなっていう考えで
被服科の友達にドレスも貰ってきた。
あ、ちゃんと作ってあるやつね。
私は緑で、由紀は赤。
友達がそれぞれ選んでくれた。
今日はまた違う気分で、ネオン光を浴びる。
「なんか昨日とはまた違った気分だよね」
『だね。ちょっとだけ大人な気分っていうか』
「そうそう。そんな感じ」
ボーイさんについていけば、
ほんの少しだけ見慣れた光景が。
相変わらず、色気のある雰囲気。
「少々お待ちいただけますか？
今呼んできますので」
『大丈夫ですよ』
すぐに戻ります。
そう言って一礼してから
トモさんの部屋に入っていったボーイさん。
礼儀正しいなぁ。
ちゃんとそういう風にされてるんだ。
「あ、由紀ちゃん」
「トモさん！」
「来てくれたん？ふふ、昨日ぶりやね」
「会いたくなって」
「ほんま？それは嬉しいわ。
あ、ありがとうな？Aちゃんも」
『いえいえ、お気になさらず』
「楽しんで」
ニコッと微笑みかけるトモさんに、
私も余裕を持って微笑み返す。
でもどうしたらいいんだろ。
由紀を連れてきたのはいいものの、
それ以降のことは全く考えてなかったし。
…少し、無計画すぎたかな。
「もしあれなら、今空いてる人呼ぼか？」
『え、でも忙しいんじゃ…』
「大丈夫やで。
基本気に入った人としかおらん奴ばっかやから」
『そうなんですか？じゃあ、お願いしたいです』
「ん、おっけ。ちょっとここで待っとってなぁ」
由紀はトモさんの部屋へ。
私は、上がってすぐのところにある大きなソファへ。
二人別々になることに抵抗はあるけれど、
そんなこと言ってたら大毅さんに見つかるから嫌。
もう怒られたくないし。
「ごめん、お待たせ。
今から来るって言うからここで待っとって」
『すみません、私なんかのために』
「ええのええの。寧ろこっちこそごめんな？
由紀ちゃん連れてこさせてもうて」
トン、トン。
階段を上がる音に
トモさんの顔がぱぁっと明るくなる。
来たのかな、その人。
「ノン、ごめんな」
「ええよー」
いや、身長高っ。
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◎し げ ち ゃ ん 民 ＿(プロフ) - ちゃんとL○○○もできたし大丈夫よ！また読みに来るーー(･･) (2019年2月18日 0時) (
レス) id: ab408f8195 (このIDを非表示/違反報告)
ピーチグレープジャス民ティー(プロフ) - 凜憧さん» いえいえ！全然大丈夫です！！焦らず投稿者さんのペースでいいので、私は影で応援させていただきます…！！ (2019年2月16日 22時) (レス) id: 488bd9d1f7 (このIDを非表示/違反報告)
凜憧(プロフ) - ◎し げ ち ゃ ん 民 ＿さん» 莉奈ああああっ！携帯取られてて何もできんかった…ごめんね… 読みきてくれてありがと！ (2019年2月16日 20時) (レス) id: f3cbf63448 (このIDを非表示/違反報告)
凜憧(プロフ) - ピーチグレープジャス民ティーさん» お返事遅くなってごめんなさい！そう言ってもらえて嬉しいです！頑張らせていただきます！！ (2019年2月16日 20時) (レス) id: f3cbf63448 (このIDを非表示/違反報告)
◎し げ ち ゃ ん 民 ＿(プロフ) - ゆーり…？ 久しぶりに読みに来た(*´∀`*) (2019年2月11日 23時) (レス) id: ab408f8195 (このIDを非表示/違反報告)
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